多くの読者に支えられて!
『薔薇族』では、ときどきテーマを考えて、「読者アンケート」をしていた。1990年の11月号に「ふいにボッキし、困ったこと」と題して、アンケートを募集している。
ぼくも若い頃に、よく経験したが、男のボッキというのは、自分の意志ではとめられないものだ。
ブログにも書いたことがあったが、若い女性の理髪店に行ったとき、ボッキして困ってしまったことがあったっけ。
読者のアンケートへの手紙が面白い。
「時代劇スター
ある劇場に勤めていた時のこと。時代劇スターの衣裳を担当した。その若いスターは、本当に2枚目で、私には正視できないほど眩しかった。
公演も半ばのある終演後、彼の脱いだ衣裳と一緒にふんどしがあった。汗ばみ、まだ生あたたかく、化粧の匂いにまじった、男の匂いが私を勃起させた。ふんどしの匂いをかぎ、尻の割れめと、性器に当たる部分に、2度も発射してしまった。
その時、足音が近づき、心臓が一瞬止まった。(大阪・炎・39歳)」
「発見された
仕事中、デスクワークで、そんなこと考えてるひまもないのに、なぜかボッキしてしまった。
ズボンがテントを張ったように盛り上がってしまい、つい、あたりを見回してしまう。こんなとき上司に呼ばれて、机のそばまで歩いて行かなければならなくなったらどうしようと、思っていたら、隣の同僚のS君にしっかり発見されてしまった。(東京・OVER750・25歳)」
「マスかき
電車の中で好みの男を見ると、マラはズボンの中で息づくのだ。ポケットに手を入れて上に向け、窓外の景色を見ながら静かにさすって、もう出そうになると動きをとめ、しばらくしてから、またこするという繰り返しをする。
駅に着くと、急いでトイレの大のほうに入り、チャックをおろして、ピンマラをつかみ出し、ツバをたっぷりつけてマスをかく。これが通勤のいちばんの楽しみである。(おしゃぶり坊主・28歳)」
「体育学生
自分の家にも風呂があるのに、わざわざ銭湯に行ったときのこと。体を洗っていると、体育会系の学生が入ってきて、チンポを隠さずに平気で体を洗いだしたのを見て、自分のものはあっという間に、ピンピンになって、風呂場の中を歩けなくなってしまった。
その学生は自分のチンポを洗って、半だちになっても平気なそぶりだった。(東京・YOU DO ME・19歳)」
「不謹慎
先日、当直に上番して、夜、風呂に入ったが、若い隊員でGENJIのひとりに、そっくりな子が入っていて、顔を見ているだけでボッキしてしまい、上がるに上がれず困ってしまった。
自衛隊の風呂は番台がないだけで、公衆風呂とかわりはない。いろいろなPが楽しめる。小銃並み、大砲並み、その他もろもろ。それが楽しみで、当直についているようなもの。ちょっと不純か。(北海道・少年好き男・39歳)」
「入学試験
受験生のときの話です。入学試験会場でおもいっきりボッキしちゃったんです。なぜって、試験官の先生が、あんまりシュミだったんでつい……。
試験はというと、ビンビンになったアレが気になって、ぜんぜん集中できず、見事に不合格でした。(埼玉・希望くん・21歳)」
なんとボッキのアンケートに、15頁も特集できるほど、答えてくれたのだから、『薔薇族』は、多くの読者の協力で成り立っていたということだ。女性の人には男の生理を知ってもらうことも大事かな。それにしてもぼくのチンポはオシッコをするだけのもの、年はとりたくないね。
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