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2012年11月10日 (土)

「家をとられた」「悪代官」と言ったのは本音だ!

 ブログに感想を寄せてくれる人、そんなに多くではないだろうが、更新してくれる猪口コルネ君が紙焼きにして見せてくれている。なにしろぼくは自分自身では見ることができないのだから、コルネ君が頼りだ。

 以前ネットでひどい悪口を書かれて、それを気にして自殺してしまった、韓国の女優さんの話を新聞で読んだことがあった。
 最近は子供のイジメでもネットで、いじめられることもあるようだ。
 正直な話、ぼくだってほめられればうれしいし、批判されれば、なれっこになっているものの気にはなる。

「薔薇族城、落城寸前に訪れた取材!」を読んでのコメントだ。古い『薔薇族』読者の方のようなので、かなり年配の方のようだ。

「学生時代に『薔薇族』2号(表紙が大好き)から購読を始めて、永長読んでいます。信用金庫の話が出ましたので、少々のコメントをお許しください。
「芝信用金庫に家をとられた」との表現は、正しくは約束に従って、伊藤さんが芝信金から受け取った多額のお金と、伊藤さんの家とを結果的に交換したということだと思います。
 それはお互いにかわした契約は、人間としての約束であり、「走れメロス」のテーマの約束を守ることと同じです。
 信用金庫は、地元の人から預かったお金を低金利で地元の企業に仲介する形式で貸している最も良心的な金融機関です。
 貸したお金が返ってこないと、元のお金を預けた地元の人に返すことができなくなります。
 芝信金の担当者の職員の方も、良心的に対応した結果、相当困ったと思われます。芝信金側自体も、良心的な地元金融機関だと思います。でも、当事者の伊藤さんの感覚は別だとは思いますし、微妙なことがいろいろあったと思います。
 もちろん、伊藤さんの「家をとられた」「悪代官」の表現はジョークだと思います。
 私の余計な一言をお詫びします。申しわけありません。」

 この方の言われていることは、100%そのとおりだ。まして古い『薔薇族』の読者の方からのコメントだから、ありがたく読ませてもらった。

 ぼくが住んでいた、50坪ほどの土地と、マンション(2LDK)の部屋を、担保として返せなかったときには芝信に渡す、それは約束事だから文句の言いようがない。
 確かに信金は、大手の銀行が相手にしないような、中小企業の面倒を見てくれる。この人の言う通りだ。
 ぼくは芝信会という、優良企業の人たちの懇親会の会長を20年以上も務めてきた。税金も多額に払っていたので、北沢税務署に表彰されたこともある。

 芝信会で年に1回、旅行会があると参加して、カメラ好きのぼくは写真を撮って、ロビーで何度も写真展を開いた。
 孫が通っていた小学校の運動会の写真もロビーで毎年写真展を開き、理事長もわざわざ見に来てくれた。
 会社の経理は、女房や次男の嫁にまかせていたので、数字に弱いぼくは信金に顔を出すことは少なかったが、景気のいいときは、ぼくが顔を出すと、支店長も出てきて支店長室に招き入れられる。

 ここからが問題だ。落ち目になったときの信金の対応の仕方だ。これは落ち目になって地獄を見た者でないと理解はできない。
 芝信の向かい側のマンションの持ち主は、一軒は夜逃げし、もう一軒の奥さんは、飛び降り自殺した。「家をとられた」「悪代官」は、ジョークではない。本音なのだ。

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古いピアノも朽ち果てるのか


第13回「伊藤文学と語る会」

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11月17日(土)午後2時~4時(予定) ※途中参加・中途退出自由。
会費なし(コーヒー代の実費のみ)
会場:下北沢 カフエ「邪宗門」
住所:東京都世田谷区代田1丁目31-1 TEL03-3410-7858

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初めての方、女性の方、ご年配の方、お一人様、大歓迎!
お気軽なご参加を、お待ちしております。

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