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2013年5月11日 (土)

自民党を応援するしかないなんて

 ぼくが『薔薇族』の編集長だった35年、生存している有名人をゲイだなんて、記事にしたことは一度もない。

 今朝の『週刊現代』(4月20日号)の広告を見たら、「小泉進次郎はゲイかもしれない」の特別レポートの見出しが載っていた。

 近所のコンビニで、早速買って読んでみた。なんとまあ、薄汚い表紙だ。見出しをベタベタ入れて、『週刊現代』の誌名の上にまで見出しが載っている。

『薔薇族』の表紙に見出しを入れるべきかを藤田竜君とよく話し合ったものだ。二人の考えはよほど読ませたい特集などがあったときだけ入れようということになっていた。

 週刊誌で見出しをベタベタ入れないで、イラストだけを貫いているのは、『週刊文春』と『週刊新潮』だけだ。

 最近の週刊誌は、見出しだけは読者がとびつくようなつけ方をしているが、読んでみるとあてはずれのことが多い。

 一番売れていると言われている『週刊文春』ですら、最盛期の半分以下の売上と聞く。『週刊現代』の表紙を見ただけで、なんとか売りたいという、あえぎが聞こえてくるようだ。

 小泉進次郎さんがゲイかもしれないの記事も、単なるうわさ話であって、具体的な確証は何ひとつない。こんなことで記事にされたらたまったものではない。

 まさに売らんかなの記事だ。小泉進次郎さんは人気があって、次の参議院選挙の候補者から応援演説の依頼が殺到しているそうだから、記事も小泉さんの人気に、あやかって話題にして売るということだろう。

 ぼくが20代の頃の選挙区は、東京3区だった。共産党の戦後第一号の書記長が、徳田球一さん(1894年生。1953年、北京で病死)その演説は、声が大きく、ど迫力だった。

 近所の代沢小学校には講堂はなく、教室を3つぶちぬいたところが演説会場だったが、聴衆があふれんばかりで、すごい熱気だった。

 社会党は鈴木茂三郎、自民党は世田谷学園と駒沢大学の先輩の広川弘禅さん。幹事長と確か農林大臣にもなられた方だ。

 三宿の自宅の前には、黒ぬりの車が並んでいて、その権力もすごかった。交通違反をすると秘書を知っていたので、なんとかとお願いすると、助けてくれたいい時代だった。

 政治家って一寸先は闇というけれど、親分がこけると、同じようにただの人になってしまう。あの迫力があった広川さんと同じ人間とは思えない。落選してからの広川さんと出会ったことがあったが、目もしょぼんとして、からだまで小さくなっていた。

 先日、世田谷学園から駒大への後輩の都会議員の都政報告会があったので出席した。区議を長いこと務め、都議になった人だが、まじめさが信頼されているのか、多くの票を得ている。

 100人ほどの人が集まったが、地元の人ばかりで知っている人は誰ひとりいない。都税報告といっても、都議会で10分間だけ質問を許されたそうで、その模様を映像で見せてくれたが、ただ原稿を棒読みしているだけ。議員がみんな聞いていたのだろうか。

 衆議院議員が、お二人、応援にかけつけてきたが、話は面白くない。どうして政治家がみんな小粒になってしまったのだろうか。

 徳田球一、鈴木茂三郎、広川弘禅の三人が争っていた、東京三区の時代がなつかしい。

 自民党からは三人が都議に立候補するようだが、流れは大きく自民党に向いているので三人とも当選するだろうが、それにしても民主党はかすんでしまった。野田さんはどうしているのだろうか。自民党を応援するしかないというのも、いいのか、悪いのか。

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173b

44年前の「週刊現代」の表紙と見比べてほしい!

第19回「伊藤文学と語る会」

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5月25日(土)午後12時~14時 ※途中参加・中途退出自由。
会場:下北沢一番街、カフエ「占茶」
住所:世田谷区北沢2ー34ー11 リアンビル2階 電話・03ー3485ー8978
会費:各自が飲食した分だけ。コーヒー¥380、ハヤシライス¥600

初めての方、女性の方、ご年配の方、お一人様、大歓迎!
お気軽なご参加を、お待ちしております。

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