« なんとしても出版社に損をさせたくない! ――48年ぶりに『ぼくどうして涙がでるの』が本になる! | トップページ | ぼくらの夫婦の仲人は、文化勲章授章者だ! »

2013年11月18日 (月)

『バディ』創刊20週年おめでとう!

『バディ』を月刊で出している、テラ出版の新井さんから、10月21日、メールが『薔薇族』伊藤文学に入ってきた。
 息子が紙焼きにしてくれたので読んでみた。
「以前、大黒堂ミロさんの主催でおこなわれた「リスク」というイベントで挨拶させていだきました。」とあるが、10数年前に一度ぐらいお会いしたくらいでは、申し訳ないが、まったく覚えていない。それは新井さんだけでなく、よほど印象に残るような方でないと忘れている。
『バディ』が2013年11月21日発売号で、創刊20週年を迎えるそうだ。そ「の創刊20周年号において、『バディ』に携わっていただいた、各方面の方々や、団体の皆様にコメントをお願いしたく、ご連絡をさせていただきました。」
 文字数は200字でとのことだ。『バディ』は創刊20年とのことだが、もっと前からと思っていた。
『薔薇族』が、1971年に、商業誌として、日本初の同性愛誌として創刊された。そして3年後に『アドン』が創刊、サン出版から、1974年に『ザ・ゲイ』が、1982年に『サムソン』『Gメン』そして1993年に『バディ』と、次々と創刊された。
 最初に「トーハン」「日販」などのルートで、全国の書店に雑誌を送れるようにするためにコード番号をとった、ぼくの功績は大きい。
 後続の雑誌は、すでに道がひらけているのだから、『薔薇族』が売れている書店に配本すればいい。あとから出た雑誌は楽なものだ。
 しかし、時代はめまぐるしく変わった。インターネットと携帯電話が普及するにつれて、雑誌は売れなくなっていった。
 すでに『さぶ』『アドン』『薔薇族』は廃刊になり、残るは3誌のみだ。
『バディ』が出版不況と言われて生き残っているのは、編集部の努力もさることながら、オーナーが商売上手で、ポルノショップとウリセンのお店を経営して利益を上げているから、雑誌が赤字になったとしても、なんでもないことだ。
 ポルノショップで売っている商品の広告を雑誌に載せられるという強みもある。200字でコメントしろと言われても、とっても書ききれるものではない。
『バディ』に言いたいことは山ほどあるが、今は「創刊20周年おめでとう」としか、言いようがない。
 あと10年、20年、出し続けて、『薔薇族』の継続した記録を抜いてもらいたいものだ。「ゲイのことは、ゲイにまかせろ!」というのが、『バディ』の目標だと思う。ぼくがやり残してしまったこと、同性婚の問題もそうだ。キリスト教の国が多い先進国で、法律が制定されて、実現しているというのに、日本のゲイたちは声をあげないし、団結しないのだから、雑誌の力で同性婚を勝ち取ってもらいたい。
『バディ』は、少年愛については消極的なようだが、ポルノショップでは規制される前に、大量の少年の写真を販売してしまった。これらの写真を所持しているだけで、逮捕されてしまう法律を制定しようとしていることに、断固反対すべきだ。
20131026_5
 10数年前にロサンゼルスのゲイ・パレードに参加するために訪れた時に、なんという美術館か忘れてしまったが、外に出た時、たまたま出会った少年だ。
 何を見つめているのだろうか? その横顔が美しかった。となりの日本ではあまり見られない太めのご婦人が、座っていたのを不思議に覚えている。
第25回「伊藤文学と語る会」
///////////////////////////////////////////////////////////////
11月30日(土)午後12時~14時 ※途中参加・中途退出自由。
会場:下北沢一番街、カフエ「占茶」
住所:世田谷区北沢2ー34ー11 リアンビル2階 電話・03ー3485ー8978
会費:各自が飲食した分だけ。コーヒー¥380、ハヤシライス¥600
初めての方、女性の方、ご年配の方、お一人様、大歓迎!
お気軽なご参加を、お待ちしております。
///////////////////////////////////////////////////////////////

|

« なんとしても出版社に損をさせたくない! ――48年ぶりに『ぼくどうして涙がでるの』が本になる! | トップページ | ぼくらの夫婦の仲人は、文化勲章授章者だ! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101967/58492458

この記事へのトラックバック一覧です: 『バディ』創刊20週年おめでとう!:

« なんとしても出版社に損をさせたくない! ――48年ぶりに『ぼくどうして涙がでるの』が本になる! | トップページ | ぼくらの夫婦の仲人は、文化勲章授章者だ! »