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2013年12月 9日 (月)

ネットのお蔭で、70年ぶりの出会いが……

 SM作家の団鬼六さんとは、新宿の「伊藤文学の談話室・祭」に招いて講演をお願いしたときからのお付き合いだから、かなり長い。
 
 2009年に彩流社から刊行した『裸の女房』の出版を祝う会は、銀座で一軒だけ生き残っているキャバレー「白いばら」で開いたが、団さんご夫婦が出席してくれて、スピーチをしてくれた。
 
 2010年、彩流社から出版した『やらないか!』の祝う会にも団さんは出席し、スピーチをしてくれたが、そのときはだいぶ弱られたなという印象だった。
 
 団さんは「白いばら」が気に入られたのか、講談社から出された自伝エッセイ集『死んでたまるか』の出版記念会を「白いばら」で開かれた。
 
 そのとき会場に出席されていたのが、阿川佐和子さんだ。そのとき思いきって阿川さんに声をかけなかったら、今日の『ぼくどうして涙がでるの』の帯に推薦文をいただくことはできなかった。
 
 なにを阿川さんとしゃべったのか、まったく覚えていないが、阿川さんとツウショットの写真を撮らせてもらった。その写真は大きく伸ばして、ぼくのベッドの壁面にかざってあるので、目を覚ますと、阿川さんの笑顔が飛び込んでくる。
 
 阿川さんは『ぼくどうして涙がでるの』のゲラ刷りに目を通してくれたのだろう。読まなければ書けない推薦文だった。
 人間の出会いって不思議なものだ。
 
 12月7日(土)の4時から、三度目の出版を祝う会をキャバレー「白いばら」で開く。このブログが更新される頃には終わっているだろうが、どんな会になるのか、まったく予想がつかない。
 
 団鬼六さんは亡くなられてしまったので、もう会うことはできない。ぼくがパーティをたびたび開くのは、棺桶に入ってしまえば、友人が多数来てくれたとしても、どうにもなるものではない。元気なときにしばらく会っていない友人たちと、話をしたいと思うから、開くのだ。
 
 まだ出席・欠席のはがきが半分以上戻ってきていないので、どんな方々が出席してくれるのかは分からない。
 
 今、出席と返事をしてくれた方で、当日お会いできたとしたら、奇蹟としか言いようのない方がお二人いる。
 
 お一人はなんと、70年ぶりの再会ということになる。代沢小学校時代、6年間同じクラスだった塩谷信幸君だ。彼は秀才で背が高かったので、後ろの席、ぼくは劣等生で背が小さく一番前の席、彼と6年間に、しゃべった記憶はまったくない。
 
 10数年前、アメリカのゲイ・マガジン「フロンティア」のオーナーの招きで、サンフランシスコのゲイ・パレードに招かれ参加したことがある。そのとき塩谷くんは北里大学の教授で、学会があり、ぱれーどが 行われる広い道路に面した、ホテルに宿泊されていた。
 
 部屋を掃除するおばさんがきたので、やむをえず下に降りたら、ちょうどそのとき、ぼくが乗ったオープンカーが通り過ぎるところだった。オープンカーの横っ腹に、ローマ字でぼくの名前が書いてあったので、小学校時代の同級生だということわかったという。
 
 そのときのことを塩谷君がブログに書いてくれたのだが、ぼくはネットなど見れないから知らなかった。
 
 かなり時間がたってから、ぼくのブログを更新してくれているコルネ君が、こんな記事を見つけたと、紙焼きにして見せてくれた。
 
 コルネ君に頼んで、メールで塩谷君に連絡してもらい、7日の70年ぶりの再会が実現する。まさに奇蹟としか言いようがない。
 もうお一人の方とも、20数年ぶりになる。こんな方と出会えるなんて、ふるえるような思いだ。
 
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第25回「伊藤文学と語る会」

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12月21日(土)午後12時~14時 ※途中参加・中途退出自由。

会場:下北沢一番街、カフエ「占茶」

住所:世田谷区北沢2ー34ー11 リアンビル2階 電話・03ー3485ー8978

会費:各自が飲食した分だけ。コーヒー¥380、ハヤシライス¥600

初めての方、女性の方、ご年配の方、お一人様、大歓迎!

お気軽なご参加を、お待ちしております。

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