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2014年1月 6日 (月)

『薔薇族』創刊前の時代のこと

 昭和44年12月に刊行した『薔薇の告白』農上輝樹著・第二書房刊を本棚の中から取り出して、パラパラとめくっていたら、「異端の出版社・第二書房・ブックガイド」が出てきた。
 
『薔薇族』を創刊したのが、昭和46年(1971年)だから、それよりも2年も前のことで、ぼくがひとりでこつこつと「ナイト・ブックス」と名づけて、エロ本を出し続けていた頃のことだ。
 
 なんとゲイの読者が読む本『薔薇の告白』の奥付のあとに『ひとりぼっちの性生活』『ホモテクニック』の広告は載っているが、そのあとは、ずらっと「ナイト・ブックス」の広告が、60冊も並んでいる。
 
 これらは女好きの男の人に読んでもらう本なのに。この頃のぼくはゲイの人たちのことをよく理解していなかったということか。藤田竜くんと出会ったのは、それから2年後のことだったから……。
 
 ぼくひとりで、ゲイの人向けの本を出し始めていて、少しずつゲイの人たちの気持ちを理解し始めていた。
 
 このブックガイドは、『薔薇族』創刊前の貴重な資料かもしれないので、後の世の人のために、ブログに載せて残しておきたいと思う。デザイン、キャッチフレーズ、すべてぼくひとりで製作したものだ。
 
『薔薇族』の誌名も『薔薇』となっている。「族」を付け足したのは、『薔薇』はすでに商標登録されていて、使えなかったからだ。今となっては、これらの本は古書店で見つけるしかない。
 
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コメント

初めまして!
今年成人式のハタチの若造です。
ネットで伊藤文學さんのお名前を拝見し、気になってブログの方を読ませていただきました。

僕も性的にはノーマルな方ですが、文學さんの言葉を読んでると
元々少し持っていた同性愛者への偏見の見方が変わり、
昔はこういう風だったんだな、と
歴史を感じそういった形の愛情もあるんだと感じました。

まだまだこれからもブログ頑張ってください!
いちファンとして応援しています!

投稿: ゆうき | 2014年1月 8日 (水) 02時51分

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