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2014年1月27日 (月)

震災から立ち直った製紙工場の紙で!

『昭和・平成・日本アウトロー列伝』(2006年・宝島社刊)の中のひとりに選んでくれたことは、どんな勲章をもらうよりもありがたかった。
 
 長く生きていると、つらいことも多いが、いいこともある。だから生きていられるのだろう。『日経ビジネス』は週刊誌で、日本経済新聞社の子会社なのか、日経BP社から刊行されている、ビジネス誌だ。
 
 ぼくは一度もこの雑誌を手にしたことはない。書店には出ていなくて、定期で読者は購読しているようだ。
 
 メールでの依頼だったら、息子か、息子の嫁が紙焼きにでもしてくれなければ、ぼくは見ることはできない。
 
 幸いなことに女性編集者からの依頼は電話だった。元参議院議員で、自らゲイであることを世間に公表して選挙に出られた尾辻かな子さんのコメントを書いてほしいという依頼だった。
 
「2014・日本の主役」という特集を新年早々に発行するということで、今年、大活躍するであろう、各界から選び出された人たちに、それぞれコメントするという企画だ。
 
 各界から100人を選び出す仕事も大変な作業だろう。編集部員も沢山おられるようなので、会議を何度も開いて選び出したのか。
 
『薔薇族』だったら、相棒の藤田竜さんと、さっさと決めてしまっただろうが、また、エレビだした100人の人に、もっともふさわしいコメントをする人を選び出すのも大変だったのでは。
 
 それと100人の選ばれた人たちの写真を撮らなければならない。東京に住んでいる人だけではないのだから、カメラマンを各地に送り込まなければならない。大変な費用がかかるというものだ。
 
 尾辻かな子さん、「美しき日本のゲイ活動家」と、タイトルにある。大阪に住む方で、ぼくは一度もお目にかかったことはないが、見るからに美人で、聡明な方のようだ。
 
 短い文章で、的確にその人を言い表さなければならない。ぼくは長い文章は苦手だが、短い文章は長いこと書き続けているので、何百字と言われれば、その短い文章の中でコメントすることにはなれている。
 
 原稿用紙に書き、それも三とおり書いて郵送したが、女性の記者からおほめの言葉を頂いてしまった。
 
 100人に選ばれた人、内閣官房長官の菅義偉さん、文は竹中平蔵さん、トヨタ自動車社長の豊田章男さん、文はルー大柴さん。
 
 楽天会長兼社長の三木谷浩史さん、文は田原総一朗さん、日産自動車CEOのカルロス・ゴーンさん、文は出井伸之さんだ。
 
 苦労して撮ったのであろう、カメラがいい。写真を見ただけでも、その人の人柄がわかるというものだ。
 
『日経ビジネス編集長・山川龍雄さん』の巻頭言を読むと、「2011年3月11日の震災で、日本製紙の宮城・石巻工場を襲った津波の高さは3mにも達し、1階にあった大型機械やパルプ資材などを飲み込みました。
 屋根は大きな丸太で押しつぶされ、あとに残ったのは、瓦礫とヘドロの残骸。「もはや再稼働は困難」。関係者の誰しもが、そう考えた工場から、今年、日経ビジネスの新しい髪が供給されます。」と、書かれている。
 
 これはすごいことだ。日本の底力を感じずに入られない。山川編集長は、就任したのが東日本大震災が起きた、真っ只中でした、とある。
 
「今週の名言」の頁には、京セラの名誉会長・稲盛和夫さんが「私たちは皆、何かをなすために生を受けています。」と、記している。熱気あふれる『日経ビジネス』No.1723・定価690円、ぜひ、読んでほしい雑誌だ。

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