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2014年1月25日 (土)

世の中の人に忘れられないような!

 正月のテレビを観ていたら、有名人の年賀状が紹介されていた。ぼくのところへお300通ぐらいの年賀状が届けられている。
 
 そうだ。ぼくだけが見ているのではなくて、多くの人に見てもらいたい。一枚一枚、もう一度見なおしてみた。
 
 残念ながら手書きのものは少ない。ほとんどがワープロで打たれたものばかりだ。その中から6枚ほど、多くの人に見てもらいたいと思うものを見つけだした。
 
 昨年、中国の上海から、ぼくのブログを読んでいて、カフエ「邪宗門」に尋ねてきた、若い雑誌記者と出会ったことがあった。
 
 驚くことに日本語ペラペラ、へんな訛りもない。その上、日本の本も読んでいる。
 
 有名なデザイナーであり、イラストレーターでもある、Uさんにインタビューしたいので紹介してほしいとのことだった。
 Uさんと親しかった、寺山修司くんのファンでもあり、青森に在る記念館にも足を運んでいるという。
 
 Uさんがインタビューを承知してくれたので、中国人の若者と、その友人のカメラマンを連れて、Uさんの仕事場にお邪魔した。
 
 Uさんの著書をほとんど読んでいて、質問もすべて用意されていた。2時間近くも質問に答えてくれた。ギャラもなかったのに、丁寧に答えてくれたUさんには頭がさがる思いだ。
 
 最後に聞いた質問が「こわいものってありますか?」だった。Uさんは「世間から忘れられることだ」と答えた。
 
 ぼくにしてもそうだ。かなりの仕事をしていた人でも、時の流れとともに忘れられてしまう人がほとんどだから……。
 
 それは年齢を重ねれば、しかたのないことなのかも。ぼくの名前は忘れられても、『薔薇族』の誌名は長く人々の心に残ると信じている。
 
 話が脱線してしまったが、6枚の年賀状だ。かつて『薔薇族』の表紙絵を描いてくれていた、甲秀樹君のもの。二人の少年が全裸で馬に乗っている。馬のオチンチンもちょこっと見せているところはさすが。そえがきに、演出家であり振付師でもあった、竹邑類さんの死を書いている。
 竹邑さんは、先妻の舞踊家、ミカをクラブ「スペースカプセル」のショウに紹介してくれた恩人でもある。
 
 富士山の写真は、世田谷学園の同級生でもある田中清君のものだ。全日本山岳写真展に毎年出展しているベテランだ。
 
 長い髪の平安朝の女性を描いたのは、新潟の燕市に住む三浦梨加さんの作品。毎年、仁科展に出品している方だ。
 
 清水紘治さんは俳優。子役時代からずっと俳優生活を続けられている。新潟の「ロマンの泉美術館」に招いて、恋の詩ばかりを朗読してもらったこともある。
 
 若き日の清水さんが登場する時代劇を見ているが、「初湯よし老いは千年先に来い」なんていう句を作られる年になってしまったのか。
 
 アルフォンス井上さん。澁澤龍彦さんんが命名したペンネームだと聞いたことがあったが、神戸に住む方だ。
 
 銅版画の世界では、日本一の作家といってもいいぐらい、数々の名作を生んでいる。
 
 青い馬の絵は、画家の到津伸子さんの作品だ。到津さんは巴里にアトリエをかまえて、多くの作品を残している。
 
 かつて渋谷の西武デパートで個展を開いたときに買い求めた作品など、数点をぼくは持っている。
 
 世の中の人に忘れられないように、いい仕事を残していきたいものだ。
 
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コメント

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投稿: 中学硬式バット | 2014年2月22日 (土) 19時00分

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