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2014年2月11日 (火)

ロシア、五輪開催地、ソチにはゲイはいない

 2月7日から冬季五輪が、ロシア南部の「ソチ」という街で開催される。日本からも選手団がすでに「ソチ」の街に入っていることだろう。
 
 2014年、1月28日(火)の朝日新聞の朝刊に、「市長・ソチにゲイいない」という見出しで、小さな記事が載っていた。
 
 児童ポルノを所持しているだけで、罪になるという法律がない国は、日本とロシアだけだそうだ。ロシアという国はちゃんとした見識があって法律がないのではなく、少年愛の人たちのことなど、まったく考えていないからだ。それは、この小さな記事を読んだだけでも、なんとなく分かってくる。
 
「ロシア南部・ソチの市長が、「ソチにはゲイ(同性愛者)はいない」などと、英国のBBCの取材に答えた。
 
 ソチ五輪をめぐっては、ロシアで性的少数者の差別につながる恐れのある法律が、昨年成立し、世界各地でボイコット運動が起きた。市長の発言は、新たな波紋を広げそうだ。
 
 BBCは「プーチンのゲーム」と題し、ソチ五輪をめぐる開発利権や、汚職などの問題点を報告する番組を制作。その中で、ソチのパホモフ市長にもインタビューした。
 
 BBC電子版によると、記者は「ソチではゲイの人たちは自身の性的指向を隠さざるをえないのか」と質問。市長は「(ソチがある)カフカス地域では、そんなこと(同性愛者を公言すること)は許されない。それにソチにはゲイはいない」と答えた。
 
 だが、この記者はインタビューの前日、ソチのゲイバーを取材していたという。」
 
 モスクワの関根和弘さんの記事だ。
 
 十数年前に、韓国に『薔薇族』の取材で行ったことがあったが、韓国も表向きはゲイの人はいないということだった。今の韓国がどう変わったのかは知らない。
 
 各国から選ばれた選手の中にも、ゲイの人はいるに違いない。その人たちは、どんな思いで選手村で過ごすのか。
 
 世界中から応援に行く人々の中にも、ゲイの人は多くいることだろう。夜になればゲイバアにも行きたいと思うに違いない。
 
 テロを恐れて、警備に大変だろうが、ゲイバアなども、まきぞえをくって、摘発されることもあるかもしれない。
 
 2013年6月にロシアで「同性愛宣伝禁止法」が成立している。
 
 東京新聞、2013年8月22日、朝刊に「欧米の流れになぜ逆行・ロシア同性愛者に差別法」の見出しで、林啓太記者の記事が載っている。
 
「『非常に忌まわしく 汚らわしい』。ロシア人の多くは同性愛に対して、こんな負のイメージを持っている」。新潟県立大の袴田茂樹教授(ロシア社会論)はそう話す。
 
 この法律は「未成年者に対する非伝統的な性的関係のプロパガンダ(宣伝)」を禁止。同性愛者の人権擁護を求めるパレードや、ネットへの記載などを取り締まる。街頭での宣伝に対しては最大5千ルーブル(約1万4千8百円)以下の罰金が課せられる。
 
 外国人も罰金や国外退去などの処分の対象だ。
 
 この法律の制定にオバマ大統領は「私ほど怒りを覚えている人間はいない」と批判。
 ロシア社会の同性愛者への偏見や反発は根強い。」
 
 ロシアは人口の約半数を組織するロシア正教会も、同性愛を性的な逸脱ととらえる。
 
 さて、日本の総理大臣は、この法律の制定に対して、なんの発言もしていない。同性愛の問題など、議員もなんの関心もないのだろう。
 
 ロシアの人たちをバカにしてはいられない。日本でも国会議員にゲイの問題に関心を持たせるように行動を起こさなければ、いつまでたっても、世の中変わらない。

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