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2014年3月 8日 (土)

妻に隠しとおすという努力!

『薔薇族』の読者の投稿欄「人生薔薇模様」は、タイトルどおりで、当時の読者のさまざまな生き方がにじみ出ている。
 
「ぼくは30歳。妻と子どもが早く寝静まった夜や、外出した日には、必ず結婚前からの性癖の血が疼きだす。
 
 ショートパンツ、野球部時代のユニフォーム、ジャンパーなど、どれも性に目覚めた頃の青春のシンボルとしてなつかしい。
 
 先日、つめえりの学生服を着てみたら、なんとか自分のからだに合ったが、ユニフォームを着たら、ウエストや腰がピチピチ。水泳パンツは超ビキニのサイズに小さくなっていた。
 
 社会人になっても身長はあまり伸びないが、力仕事をしてきたために、肉づきが増してきたからだ。
 
 思い出の衣類は処分するには未練があり、孤独な自慰の媒体として、いつもしまっておいてあるのだ。
 
 14年ほど前、グローブの皮の匂いと、思春期の汗の匂いに包まれた、野球部の更衣室の中で、まだ坊主刈り頭のぼくは、尊敬と憧れの先輩にからだで自慰を教えられた。
 
 先輩に対して「嫌らしい」という抵抗はなく、悪ふざけながら明るいムードの中で、先輩の全てを知ったような親しみを感じた。
 
 奥手なぼくに、いろいろと教える先輩も結構楽しんでいるようだった。今でも外で素朴で体格のいい少年を見かけると、心が落ち着かなくなってくる。
 
 夢精しか知らなかったぼくは、自分の手で意識的に射精をする快感が、新鮮で強烈に脳に焼きついている。それからは自慰をしてからでないと、勉強に手がつかないという習慣がついてしまった。これは誰もがくぐる「青春の門」なのだろうか。
 
 先輩とぼくは、更衣室にふたりだけ残って、ジャンパーの上からシュルシュルとからだをなで合ったり、折りまげたカッターシャツのそでの厚みまで汗でしめらせて、半ムケのペニスをこすり合ったり、学生服の金ボタンが擦れ合って、ちぎれてしまったこともあった。
 
 面倒くさがりやのぼくは、今まで長髪にしたことはあまりなく、ひたいの汗どめのため鉢巻をし、夏はランニング姿で仕事をしている。
 
 ぼくの妻はこれといった欠点はなく、ぼくの親と同居してくれて、よくつくして面倒をみてくれている。ぼくを一家の柱として、完全に信頼し、ものの考え方も、ぼくと適合している。
 
 この世の中、ほぼ男女半々の人口で成り立っている。だから一生を独身で異性を知らなくては、半分の人生しか分からない。そのためには観念ではなく、異性と一緒に生活をしてみなくては、ほんとうのところは分からない。
 
 社会的に一人前になるための自己成長の条件、それが結婚ではないかと考えている。
 
 ぼくは夫婦愛を大切にしたい。セックスは愛のプロセスであって目的ではない。この言葉は、わがままを抑え、前向きな夫婦生活のキャリアのある者なら、誰でもうなずける事実だろう。
 
 われわれは妻とのセックスに対する良心の呵責にこだわらない。おおらかさが必要だ。家庭の破壊とならないように、自分の性癖をあくまで隠し通す努力をしている。
 
 ぼくは『薔薇族』を買うと、いったんは勤務先のロッカーの中に保管し、数冊たまると古本屋に行って売り、処分することにしている。」
 
 愛知県のQさんからの投稿だが、地方に住んでいるから、このような生活が送れているのだろう。男が好きだということを隠し通す。この人のこれからの人生は長い。大変な努力が必要だろう。

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コメント

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投稿: リーバイススキニーデニム パンツ | 2014年3月20日 (木) 14時58分

妻に隠しとおすという努力!: 伊藤文学のひとりごと
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投稿: raybanmultilens.stmcpas.us | 2014年3月19日 (水) 03時08分

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