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2014年3月24日 (月)

同性愛に抵抗を感じる人が多いとは?

 2014年、3月16日(日)の「東京新聞」朝刊の記事を読んで、少なからずショックを受けた。
 
「若い男性 草食化進む=20代8割 恋愛お金がかかる」の見出しだ。若い男性が草食化していることは、最近、よく言われていることなので、驚きもしないが、「同性愛に抵抗感がある」と、答えた男性が68.3%、女性は55.3%もいるということは意外だった。
 
 この調査は白元世論調査会が、3月1日、2日に実施した「結婚・恋愛観」に関する全国面接世論調査で分かったものだ。
 
 ぼくのブログを見てくれている人たちは、『薔薇族』が日本で最初に創刊された、同性愛の雑誌であるということは、手にとって読んだことはなくとも知っている人は多いと思う。ブログを見てくれている人は、「お同性愛に抵抗がある」なんて、答える人は少ないと信じている。
 
 同性愛というものを少しでも理解してもらおうと、長い間、努力を積み重ねてきたぼくとしては、この世論調査の結果には、納得出来ない。
 
 若い女性は男性よりも抵抗が少ないというのは、心理的に同性愛者と距離が近いからだ。異性愛の男性が、同性愛者に抵抗を持つのは、理屈ではなく、生理的にそう思うだけで、それほど強く感じているのではあるまい。なんとなくそう思うだけのことを、調査員にこたえてしまったのでは。
 
 今の世の中、正社員になれず、アルバイトで賃金も安い。暗い世の中だから前途に夢や希望が持ちにくい。恋愛などしていられないのだろう。
 
 確かにふところが寂しいと、性欲も起きないと思うが、かつてはお金があろうとなかろうと、女性と接したい気持ちは本能であって、おさえられるものではなかった。
 
 ぼくらの世代では、お金がないから恋愛はしないなんていう人はいなかった。情けない世の中になってしまったものだ。
 
 82歳にもなって現役ではなくなっているが、女性に対しての欲望は消えてはいない。街を歩いていると、女性に目が向いてしまう。
 こんな気持がなくなってしまったら、生きていてもなんにもならない。渋谷の道玄坂を登って、右に曲がったところに、今でもストリップ劇場が存在している。入ってみたい気持ちはまだまだあるが、シニア料金でも4500円もするので、東急プラザのち家の食品売り場で、お刺身や、生の牡蠣でも買ったほうがいいかと考えてしまう。
 
 ぼくは若い頃から、女性のちらっと見える胸の谷間に魅力を感じている。ブリジット・バルドーの「軽蔑」という、フランス映画の大きなポスターを大事にしている。その谷間は、セクシーで魅力的だ。
 
 警視庁の風紀係の係官がしゃべってくれた言葉が今でも耳に残っている。大股開きの女性のヌード写真集ばかりを出版している出版社への発言だ。
 
「本当のエロというのは、ちらっと見せることではないか」と。
 
 今の若い女性のヌードって、からだは美しいが、色気を感じない。それは普段から、短いスカートをはき、肌を露骨に出している洋服を着ているのだから、それを脱いだところで色気が出るわけがない。
 
 昔の女性は肌を見せるということは少なかった。だから着物の襟元から見える、首筋には、ぞくっとする色気を感じさせた。
 
 今の女性は男に求められれば、すぐにからだを許してしまう。昔はそこまでたどりつくのには、大変な時間がかかった。だからこそたどりついたときのよろこびは大きかった。
 
 時代が変わってしまったといえば、それまでだが……。

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コメント

いつもブログ見ています。
私も女性の谷間には非常に惹かれるものがあると
常日頃から思っておりました。
飲み会の席で前に座っている女性の谷間から
目が離せなくなって気味悪がられたくらいです。

私は20代後半ですが現在では同性愛について
何の抵抗もありません。それは身近に同性愛の男性が
居たからです。最初は抵抗がありました。
しかし彼らの話を聞いていると変なことじゃないなと
思えるようになり世界が広がりました。

こういう話を本で読みました。
ニートは皆甘えであると批判してしまう人は身近に
ニートが居ない人だと。
同性愛者に対する考えもそうなのではないか私はそう感じます。

投稿: フロシキ | 2014年3月24日 (月) 15時08分

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