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2014年4月 7日 (月)

進化することがいいことなのか!

「オール読物」の4月号に、興味のある記事が載っていた。三浦ゆえさん、写真で見ると若くて魅力的な女性だ。ネットで調べれば、三浦さんの経歴は即座にわかるのだろうが、残念ながらぼくには調べることができない。
 
 タイトルは、「エロメンからラブグッズまで、女たちの欲望は加速する!」サブタイトルには「性の最先端がわかる展示会。女性向けAV人気……そこには男とは違う女が感じるSEX像が見えてきた。」とある。
 
 ネットばかり見ている若者は、とうに知っていることかもしれないが、時代遅れのぼくには興味津々の記事だ。
 
 東京・有明。2月28日からの3日間、アダルト展示会「PINK TOKYO」が開かれていたときの話。こんな面白い会なら行ってみたいが、ちょっと遠いかな。
 読み進むうちに、ぼくが知っているポルノショップで売られていた、「大人のおもちゃ」は、幼稚なもので、現代の「大人のおもちゃ」の進化はめざましいもののようだ。
 なにしろネットや、携帯電話のなかった時代のことなのだから。
 
 三浦さんの文章を読み進んでいるうちに、「男性用グッズ」の主役、「オナホール」といわれるマスターベーションの補助グッズ。人肌を思わせる、やわらかな素材で作られた円筒状の物体に、「入口」が設けられている。男性はそこに性器を挿入し、グッズごと手で握ったり、上下に動かしたりして快感を得る。
 このオナホールが飛ぶように売れていて、都内の某ショップでは、人気の商品は月間千個も売れているそうだ。
 
 三浦さんがいうように、「自分ひとりで手軽に快感を得られる道具が、これだけ出回っていると知れば、20代男性の約40%が異性と性交渉を持った経験がないという調査結果(日本家族計画協会・2014年)にも合点が行く。
 女性とセックスするには、時間もかかり、お金もかかるし、勇気もいる。オナホールを買って自分で処理してしまうほうがいいということか。
 
 三浦さんの書かれた記事を読んでいると、50年近くも前に、日本で最初のマスターベーションの正しいやり方を書いた本『ひとりぼっちの性生活』を出版し、愛の潤滑液「ラブオイル」を発売したぼくは、時代の先端を走っていたことは間違いない。
 
 最近のぼくは時代劇専門チャンネルばかり見ているので、あたかも江戸時代の長屋に住んでいるような気分になっているが、当然、庶民の性シーンも露骨ではないが出てくる。
 戦がなく平和が続いていた時代、庶民の性生活は四十八手なるものも考えられて、性を楽しんでいたに違いない。
 
 最近、女性から「ラブオイル」を買いたいと電話がかかってきた。今まで女性からの電話はまったくなかった。しかし三浦ゆえさんの記事で、その理由がわかった。
 
「性交痛をやわらげるためのローションも、ネットなどを利用して手軽に買えるようになった。
 女性は更年期、閉経を経てホルモンの分泌が激減する。これにより濡れにくくなり、性交痛も起きやすくなるので、性生活もこれまでどおりというわけにはいかなくなる。
 ローションでほんのちょっと潤いを加えるだけで、性交痛が緩和できる場合がある。痛みが減るだけでなく、気持ちが楽になって、心も解放される。」
 
 わが社で販売している「ラブオイル」が売れ続けているわけだ。猪口コルネ君のデザインで、素敵な「ラブオイル」のポスターが製作された。
 進化することだけが、いいことではない。江戸時代の庶民の性の方が、健全でよかったような……。
 

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コメント

e health cigarette 進化することがいいことなのか!: 伊藤文学のひとりごと

投稿: read | 2014年4月30日 (水) 14時38分

進化することがいいことなのか!: 伊藤文学のひとりごと
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投稿: Michael Kors Online Sale | 2014年4月18日 (金) 01時13分

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