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2014年8月18日 (月)

東京医科大学病院は、すばらしい病院だ!

 8年前、ぼくは左ひざの軟骨がすりへって、神経がぶつかるために、いたくて歩けなくなってしまった。
 
 近所の外科の診療所に通い、ひざに注射を打ってもらったり、たまった水をぬいたりしても、よくなる兆しは見えてこない。
 たまたま前立腺肥大で、夜、何度もトイレに起きなければならず、下北沢の間宮泌尿器科クリニックに通院していた。間宮先生が東京医科大学病院出身だったので、整形外科を紹介してくれた。
 
 手術をして、ひざに金属の人工関節をはめこむ。手術をすることを決意するまで、かなり勇気がいった。でも、思い切って受けてよかった。杖など使わずに歩けるようになったのだから……。
 
 半年ごとに病院に行き、レントゲンをとり手術をしてくれた、正岡利紀先生が診察をしてくれる。
 
 8月7日、新宿の東京医科大学病院の整形外科に予約してあったので、病院に向かった。広い駐車場だったところに、新しい病院が建設されるようで、工事が始まっている。
 
 正岡先生、笑顔で迎えてくれた。「手術をしたのは、いつでしたか?」と聞いたら、今年の9月2日で、8年になるそうだ。
 確か6人部屋だったろうか。いろんな患者が入っていた。お殿様と呼ばれていた老人はちょっとしたことでも、看護婦さんを呼びつけるわがままな人だった。
 
 家屋の解体の作業員をしているという青年がいた。空手の有段者で、かわら割りに失敗して、手首を骨折したそうだ。
 体格もがっちりして、精悍な顔つきをしている好青年で、『薔薇族』のモデルにしたらと思ったぐらいだ。
 
 病院の食事はまずいので、女房がせっせと、おいしい食べ物を運んでくれていた。いつもこの青年にも食べてもらった。
 
 さきに退院して行ったが、何度か食い物を持って見舞いにきてくれた、心の優しい青年だ。苦しいこともあったけれど、いくつもの思い出を残してくれた病院生活だった。
 
 レントゲンのぼくのひざの写真を観て、正岡先生は、「良好ですね」といってくれた。
 もう8年も経っているのだから、ぼくも年を取ったけれど、先生の髪の毛も薄くなっている。
 
 受付に置いてあった、整形外科の立派な案内書を家に帰ってから読んでみた。ひざにはめこまれた、人工関節にも寿命があるようだ。医療器具は年ごとに進歩しているだろうから、8年前にぼくのひざにはめこまれた器具よりも格段によくなっているに違いない。
 確か先生は寿命は15年くらいといったのを記憶している。ぼくの生命の方が、そんなに長くは持たないだろう。
 
 次の検査は、来年の2月だ。半年ぐらい、あっという間に過ぎてしまうから、次の東京オリンピックまでは、元気でいられるような気がしてきた。
 
 案内書の中で、宍戸孝明先生は、こんなことを書いている。
 
「当然のことですが、身だしなみや言葉遣いにも気をつけるようにしています。「患者さんの立場になって治療する」と口にするのは簡単ですが、診察や手術など医療面で配慮する以前に、一社会人としての基本ができていることが第一だと思います。
 患者さんから信頼を得るためには、治療技術だけではなく、服装や話し方にも配慮が必要です。」
 
 ぼくを歩けるようにしてくれた、東京医科大学整形外科、本当にありがとう。

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