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2014年8月 4日 (月)

真っ赤な「アウディ」で高速道を走る快感!

 35度を越す猛暑の日、下北沢のカフエ「占茶」で「伊藤文学と語る会」(2014年7月26日)が開かれる日なので、早めに家を出た。
 
 すでに表通りに出してある看板には、毎度、ぼくが書いた「ポスター」が貼り付けられていた。
 
 定刻の12時になったが、静岡から出てきてくれた、古い読者と連れの若者、そして二代目の『薔薇族』の編集長の竜超君と、いつも来てくれる青年との四人だけ。
 
 この会の何日か前に、IKDインターナショナルの小松原くんの、Twitterをやりませんかという誘いに乗って、何事かつぶやいた。
 それがなにがなんだかわからないうちに、どんどん見てくれている人が増え続け、ついに3日ぐらいの間に、6千5百人もの人が観たというのだから驚き。
 
 ブログにもつながっているそうで、これでは「語る会」に、多くの人が来てくれるのではと。しかし、カフエ「占茶」には、椅子が12脚しかない。どうしたものかと悩んでいたのだが、ふたをあけてみたら、いつもは7、8人は出席してくれていたのに、Twitterを見ての出席者は、ひとりも来なかった。
 
 途中から二、三人が来てくれたので、いつものようにおしゃべりしたが……。
 
 Twitterって時間を持て余している人が見ているのかと思ったら、TV局のディレクターの人が二人、来てくれた。
 ひとりの方は、『薔薇族』廃刊!の報が朝日新聞の夕刊に載ったのを見て、取材に来てくれたというが、ぼくは覚えていない。
 
 Twitterというものは、観ている人の数は多いのかも知れないが、400字詰原稿用紙に4枚、それが土曜と月曜に猪口コルネ君が更新してくれているブログの方も大事にして書き続けたい。
 竜超君が『薔薇族』の二代目編集長を継いでから、4年めになるそうだ。隔月で出していて、表紙はコルネ君が描いている。
 
「語る会」に出席してくれた、竜君が412号を持ってきてくれた。ぼくは一切、口出ししてないし、原稿も書いていない、まったくの竜君の個人誌だ。
 
 4コマ漫画で「ほのぼの? 4コマ漫画『文学さん』⑪」、竜君がアイデアを出してソルボンヌK子さんが絵にしている。
 笑いのネタにされて、別に気にもしていないが、今月号のマンガは、重大な間違いがある。
 
「文学さんは穏やかな人に見えるが……。実は暴走する! バラ族も文学さんの「せっかちの産物」なのだった! よし専門誌を創刊しよう!」
「せっかちの産物」が気になる。『薔薇族』を創刊しようと思いつくまでには、5年もの歳月がながれている。
 ぼくの愛車だったドイツの真っ赤な「アウディ」のスピードと一緒にされては困る。
 
 昭和41年(1966年)に、オナニーの正しいやり方を書いた、秋山正美さんの『ひとりぼっちの性生活』を出版し、その読者の反響から、ゲイの存在を知り、『薔薇の告白』『ホモテクニック』と、ゲイの人たちが読む単行本を2、30冊出し続けた。
 
 書店で買いにくいので、下北沢のわが家まで本を買いに来る読者が多かった。その人たちから、悩みや、苦しみを聞いているうちに、文通欄を入れた雑誌を出そうという、発想が湧いてきた。
 
 ぼくは岩手の山奥で生まれた母親に似て、辛抱強いし、おっとりして、決断力はあるが、「せっかち」と言われたことはない。
 
 女房の古里、新潟の弥彦までの関越自動車道を突っ走る快感。覆面パトカーに、2、3度つかまったが、「せっかち」なのは、アウディの性能の良さだということだ。悪かったね。
 

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