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2014年9月 1日 (月)

「文ちゃんと語る会」は、大盛況だった!

 テレビで見て知ったことだが、上海の裕福な家庭で育った女性は、結婚相手の男性に年収2千万円以上で、マンションなどの家付きという条件を出しているそうだ。
 
 ついこのあいだまで、町中を自転車で走り回っていた中国の人たちが、あっという間にお金持ちになってしまった。
 8月23日(土)の夕方6時から、下北沢南口の「器と珈琲の店・織部」で、長い間、「伊藤文学と語る会」と称してきた会の名前を「文ちゃんと語る会」と変えての最初の会だ。
 
 Twitterなる、わけのわからないものを若い人たちが始めてくれて、それが以外と反響があったので、よろこんでいいものか、悲しんでいいものか、多くの人たちが見てくれたのだから、よろこんでいいのだろう。
 
「織部」はゆったりとした空間に、大きな椅子を置いているので、そんなに多くは入れない。それが語る会を始めて以来の大入りだった。
 会費も初めて千円としたので、そのぶんはおみやげをと思って、「ラブオイル」は1本千円のものだが5本、ぼくの歌集「靴下と女」は3千円もするものをおみやげにした。
 
 次の会は、9月27日(土)夕方6時〜8時まで。3時間は長過ぎるので、2時間にし、2次会をすぐそばの居酒屋「つくし亭」にして、ビールをのみながら話をしたいと思っている。
 
「つくし亭」のご主人は、ハンサムな男で、なんとぼくの先妻のミカが、世田谷区立「松沢中学校」の保健体育の教師を10年間勤めていたが、その時の教え子だった。
 
 なんで中国の上海の女性の話を最初に書いたかというと、2次会にまで来てくれた人を含めて、20名から集まってくれた人の全てが独身だということだ。
 
 中国、上海の女性のように高望みをしているわけではないのに、日本の若い人たちは結婚しない。いろんな事情でそれぞれあるのだろうが、これは日本の将来にとって大変なことだ。
 
 今朝の新聞には、大手の塾の「代々木ゼミナール」が、多くの教室を閉鎖するという。子供がすくなくなってきたのが、大きな原因だ。
 
 ぼくの女房、ミカと出会ったのは、仙台の七夕まつりに行く満員のお客を乗せた、上野発の夜汽車の中だった。
 日本女子体育大学の1年生の夏休み、仙台の近くに住む友人を訪ねての初めての一人旅。
 
 ミカが下車するときに、ぼくに手渡してくれた小さな名刺。これをもらわなければ、二度と出会うことはなかった。
 大学が我が家の近くの明大前だったので、それから再び出会い、たちまち恋に落ちてしまう。
 
 ミカは子供のいない、叔父さんに中学1年生の頃、養女として家を出た。
 養父、養母というのは、自分たちが年を取ったときに、面倒を見てもらうという打算があって養女にするのだから、ミカがぼくと恋に落ちて、それが果たせないと知るや、戸籍を実父のほうに戻してしまった。
 
 その頃のぼくは、親父の出版の仕事を手伝っていたが、親父はぼくに給料をくれない。食べさせて、多少の小遣いをやっていればいいという考えだ。
 
 ミカは実父の家に戻ることもできない。養父は今まで買い与えたものを何一つ持たせなかった。スーツケースに下着類だけを入れて、わが家にころがりこんできてしまった。
 
 ありがたいことにぼくの両親も、姉、妹たちもあたたかく迎えてくれたが…。
 
 今の若者たちにこんなことはできないだろう。なにしろ60年も前の話だから…。
 

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コメント

惨い養父場、文學さんの父親も惨いわ、同じ芸術家同士で当時惹かれあうものがあったのでしょうね、打算という言葉は単に言葉に過ぎないと思いますよ。

投稿: @omisogi | 2014年9月25日 (木) 15時50分

打算という汚ない言葉は、少し違うような。文学者として、汚ない言葉は使わないでほしい。

投稿: 当然独身 | 2014年9月 6日 (土) 02時02分

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