美輪明宏さん、寺山修司さんの原稿を!
いよいよ、ぼくの今年最後のイベント、渋谷「ポスターハリスギャラリー」で催される「文ちゃんのアンティーク・コレクション蚤の市」と「伝説の前衛舞踊家 伊藤ミカ写真展」の開催日が近づいてきた。
2014年11月28日(金)〜12月7日(日)まで、13時から19時までだ。東急本店をめざしてきて、「俺流ラーメン」の横を左に曲がると、すぐ2軒目に「魚新渋谷店」がある。そこをさらに左に曲がり、突き当たりの階段を上がったところ。「ドンキホーテ」の裏側にある。
我が家のすぐそばの東急バスの停留所「淡島」から、田舎のバスみたいだけど、一時間に二度だけ、「東急本店行」のバスが出ているのでありがたい。それに乗って会期中、毎日ギャラリーに通いますから、声をかけてください。一対一でどんな相談にも乗ろうと思っていますから。大入満員だったら、そんなことできないだろうが……。
『薔薇族』編集長としては、かわいいものばかり展示するのではどうかと思うので、どきっとさせるものもと考えている。
いつどこで、いくらで買ったものか忘れてしまっているが、なかなかいい出来の木彫りの×××が四体ある。これはまとめて購入してくれるとありがたい。
ぼくが戦時中、陸軍大佐?だったときの凛々しい軍刀を手にした写真がある。軍帽をコレクションしようと思ったこともあったが、わずか7点でやめてしまった。
軍帽って、どんないい男がかぶっていたのだろうと、想像するのが楽しい。軍帽をかぶると、青春がよみがえって元気が出てくる。
20年ぐらい前だったか、ロサンゼルスのゲイパレードに招待されたとき、ロシアの人が多く住んでいるというところへ行ったことがある。リサイクル屋があったので、ロシア兵の軍帽を買うことができた。
かつて下北沢南口の商店街2階に、軍用品ばかりを売っている店があった。ご主人はスイス人で、奥さんは日本人。ご主人の関係でスイスから仕入れたものが多かった。
スイスの軍帽は、いかにもオシャレだ。戦前のものだと、ご主人は言っていたが……。
今でも残っているかもしれないが、上野のアメ横に、確か軍装品ばかりを売っているお店があった。(こんなときネットで調べられないなんて情けない)
渋谷の西武でパートの前に、大盛堂書店のビルがあった頃、地下に軍装品の店があったが今はない。
『薔薇族』の読者の中には、熱烈な軍装マニアの人がいたけれど、ネットで調べればいまでもいるに違いない。戦争は悪だけど、軍装には男の匂いと、ロマンを感ずるのかもしれない。
男絵はすでに処分してしまって、あまり残っていないが、平野剛さんのものはある。お見せするので声をかけてほしい。
これはぼくの宝物で、お売りすることはできないが、寺山修司君が、『薔薇族』の読者のために、百五十号の記念号のために寄せてくれた詩の原稿がある。
二百号の記念号を出したときに、美輪明宏さんが、お祝いにと寄せてくれた、すばらしい原稿。これも読者に寄せてくれたものだから、大切にしてある。それらも展示したいと考えている。
『薔薇族』を創刊した、1971年頃は、マスコミの間でも、同性愛はタブーだったから、新聞紙上に載ることはなかった。
それが11月2日(日)の朝日新聞の朝刊一面トップと二面に、「〝自分〟追いつめた性別」と題して、21歳で亡くなった性同一性障害の女性のことが書かれている。それと同性愛者の話も。さすが朝日と思ったが、あまり同性愛の世界は進化していないようだ。
| 固定リンク
コメント
28日のオープニングパーティーいきますよー!
投稿: 水南川陽子 | 2014年11月 8日 (土) 20時01分