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2014年12月22日 (月)

貧乏人にも優しい政治を!

 保証協会から2ヶ月に1度、借金の督促状の葉書が郵送されてくる。返済されない場合は、法的な手続きをとると書かれている。あまりいい気持ちではない。
 
 会社が10数年前に借りた、5千万ぐらいの借金のようだが、経理は女房と息子の嫁にまかせっきりだったので、なんのために借りたのかは覚えていない。
 
 保証協会というのは、芝信用金庫代沢支店からお金を借りたとき、間に入って借りた人が返済できなかった場合、信用金庫にその借金を保証するという制度のようだ。
 
 もちろん会社の借金であっても、社長の住んでいる家、土地は担保にしなければならない。
 
 下北沢の駅に近い下北沢マンションの206号室を40年以上も前に、購入してあったので、女房と二人で住んでいた。そこも信用金庫の担保になっていたので売って、保証協会に払った。
 
 もうぼくの財産は、新潟の弥彦村の「ロマンの泉美術館」しかないが、これはもう数年閉じたままで、廃墟になっている。
 
 壊して更地にするには、莫大なお金がかかり、修理して使えるようにするのにも同じようにお金がかかる。廃墟にして朽ち果てるのを待つしかないのだ。
 
 保証協会も債権を取り立てるのは、別会社になっている。下北沢マンションの部屋は、地震の前に売ったので高く売れた。とはいってもそのお金は保証協会の方に入りぼくの手許には、一銭も入ってこない。
 
 それでもまだ、二、三千万の借金が残っているから、督促状が送られてくるのだ。
 
 二、三年すると担当者が変わる。新しい担当者から電話がかかってきて、一度足を運んで欲しいという。
 
 あいにく雨の日だったが、息子の嫁が地図を書いてくれた。銀座線の「京橋」で降りて6番口を出て、5、6分のところの「ブリジストン美術館」のとなりの大きなビルの8階だ。
 
 取調室のような部屋がずらっと並んでいて、その一室に招き入れられた。担当者は50歳前後の感じのいい人だった。
 
 会社の決算報告書も見せた。前任者から受け継いでいるらしく、督促状が送られてくると、ぼくはすぐにわが家の経済状態を書いて、宝くじを当てて払うしかないと、いつも同じことを書いて送っていた。なんにも返事を出さないよりは、担当者への心象はよかったようだ。
 
 とりあえずわが家の経済状況を説明したので、払えないということを理解してくれたようだ。
 
 戦法は借金を取り立てるという仕事がある。少しでも払ってもらわないと、担当者は困るのだ。
 
 ぼくは月に二、三万でも払えというのかと思ったら、なんと月に五千円ずつ納付書を送るから振り込んでくださいということだ。
 
 ぼくは酒も煙草も嗜まないから、少し節約すれば五千円なら返済していける。ところが問題は、税務署もそうだが、年利14%が加算されるのだ。借金を返せない人に、なんでそんな高い利子を払えというのか。
 
 それに保証協会は税金でまかなっているそうだが、なんであんな立派なビルに入っているのか。もっと場末の安いビルに入ってもらいたいものだ。
 
 お金持ちには銀行は安い利子で貸すが、庶民が借りるとなると、とんでもない高い利子を払わなければならない。貧乏人にも優しい政治をおねがいしたい。
 
 五千円でも返すと、もう督促状は送られてこないそうだ。やれやれだ。
 
 ブログを読んでくれている方々に、クリスマスプレゼント。カリフォルニアのフルーツのラベル。果物を生産している農場が作った、おしゃれなラベルだ。
 
Gazou
 
「文ちゃんと語る会」
2015年1月24日(土)夕方5時〜7時
「織部下北沢店」
〒155−0031 世田谷区北沢2−2−3 
TEL 03−5432−9068
 
女性も歓迎、ぜひ、お出かけください。

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