日本女子体育大学の同級生が出席してくれた!
「文ちゃん(伊藤文学)蚤の市・伝説の舞踊家・伊藤ミカ」の会期は、この原稿が更新される頃には終わってしまう。
12月1日(月)は、画廊の休廊日、28日(金)の夜のオープニングパーティ、そして土曜、日曜と、あっという間に過ぎてしまった。
オープニングパーティには、狭い会場に40名の友人、知人が押しかけてくれて大盛況。ミカが世田谷区立の下高井戸にある、松沢中学で保健体育の今日しの時代に教え子だったO君も参加してくれた。
化粧が濃いとか言われて、教師仲間ではあまり評判がよくなかったようだが、生徒たちには人望があったようだ。
野球部の選手だったO君のことを好きだとミカは日記に書いていた。このO君、「オー嬢の物語」を見たというのだから、ませた少年だったのか。
日本女子体育大学時代のミカの同期生、高橋美智子さん、ご主人と一緒に来てくれた。美智子さんの学生時代は、目がぱっちりとした美少女だった。現在は78歳ぐらい、ミカも生きていれば老婆になっていたのだろうが、美智子さんは今でも美しい。
宇野亜喜良さんが出席してくれるというので色紙を何枚も持ってきて、サインをしてもらうつもりの方が、お会いするのを期待していたのが、歯の具合が悪くて、奥様から電話があり、欠席されてしまったのは残念だった。
イタリア料理の店の出張サービスで、料理も美味しかったので全部たいらげてしまった。
台湾料理の店で、10人ほどが残って、12時近くまでのんで、語って大盛り上がり。みんな楽しんで帰ってくれたので大成功でした。
さて、次の土曜、日曜、多くの人が来てくれるものと期待していたのが大はずれ。やはり甘いものではなかった。
会場のポスターハリスギャラリーもわかりにくい場所にある。ぼくも最初に訪ねたときは迷ってしまった。若い人は携帯で場所がわかるようだが、そうでない人は迷ってしまってたどりつけず、何人も電話で場所を聞いてきた人もいた。
やはりネットを見ている人って、自分の足で会場に行ってみようという人はいないようだ。「伊藤文学と語る会」に出席してくれた人は、何人も来てくれた。
画廊の常連さんのような人も多かった。立正大学の国文科の4年生だという、ぼくの学生時代に似たような、ひ弱な青年と話し込んでしまった。
就職活動をしていて30数社で面接を受けたが、全部ダメだったという。ぼくが面接する会社の人間だとしても、この学生はとらないだろう。
もっと自信を持って、大きな声でしゃべれと、励ましたが。
彼はぼくの学生時代と同じで、短歌を作って、歌集まで自分で作っている。いい感性を持っている好青年だ。
もしもまだ本気だったら電話してください。いつも待ってますから。
その人の裸足の裏が真っ黒でそのままどこまで行く気でしょうか
ぼくも学生時代、定型でない短歌を何首か作っている。
透明な硝子びんの中でもがく女 女の心はどうしたら捕らえられる
威圧する瞳 瞳 瞳 その中の優しそうな瞳に上眼を使った
短歌って悲しいオナニーだ。
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