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2014年12月 8日 (月)

横尾忠則さんも、クラブ「スペースカプセル」のオープンに駆けつけた!

 ミカが毎週、金曜日のショウに出演していた、赤坂のクラブ「スペースカプセル」のことはあまり記録が残っていない。
 
 ぼくが保存していた「月刊SHOW MAGAZINE 芸通96号」に、こう紹介されている。
 
「住所・港区赤坂2−16−13、テイサンレジデンス地階。社長・山名雅之、支配人・高橋繁。TBSスタジオ(かつての)に近く、赤坂の繁華街からそれた静かな一角にある。
 
 ハイセンスでユニークなクラブとして、オープン以来、数々の話題をまいた店で、土地柄、芸能人や、文化人の常連が多い。
 
 点滅をつづける照明と、GS学園の演奏効果に加えて、フロアショウはモダンアートの本格派たちが、粋をこらして番組を構成している。都会派のインテリなら一度は訪れて前衛感覚の何たるかをここで把握しなければ損をするような店である。ショウタイム・9時・11時」と紹介され、ミカの裸の写真が載っている。
 
 ぼくはミカのショウの照明係をやっていたから見ていたが、他の人のショウは残念ながら見ていない。ミカのショウが抜群に、マスコミに取り上げられたことは間違いない。
 
「ポスターハリスギャラリー」の長谷川町子さんに、「スペースカプセル」の記録がネット上にもほとんど残っていないと嘆いたら、ネットを使って貴重な雑誌を見つけ出してくれた。
 
 美術出版社発行の「デザイン」第117号で、昭和44年1月1日発行、¥500、その中に、横尾忠則さんが「スペースカプセル オデッセイ=スペースカプセル訪問記」を店内のカラー写真(大橋富夫・小山孝)入りで書いてくれている。オープン当時に書かれた貴重な資料だ。
 
 設計・黒川紀章 グラフィックデザイン・粟津潔 照明デザイン・石井幹子 構成 演出・一柳慧 電子装置・奥山重之助 プロデューサー・山名雅之 協力・寺山修司、石原慎太郎、谷川俊太郎という、すごい顔ぶれだ。
 
 照明デザインの石井幹子さんは、東京タワーや、東京駅の照明をデザインされた方だ。
 
 横尾忠則さんが「スペース・カプセル」のオープンの日をワクワクして待ち、そのオープンの日を楽しみにしていたに違いない。
 
「石原慎太郎さんが「ここに本物のソティスフィケーションがある!」と、おっしゃっている案内嬢を手にオープニングに出かけた。
 ところが超満員御礼でシャッターアウト! しかしカワイイタレント子ちゃんが、カッコイイ車で乗りつけて、二言、三言、彼女は入場OK。
 
 ――チキショーッ!
 
 見れないとなると、ますます見たいのが人情。そこで私は一週間後、また超満員で入れてもらえなければ困ると思い、私が日夜、バカミタイ二、イカレテイル女優のAさんを誘った。さすがAさんだ。一発で入場OK。
 
 私は前もって彼女に「なんたって、飛ぶ鳥もウィンク一つで落とすというスゴイ奴らが作った日本一のディスコティックだよ」と、大風呂敷を広げて連れてきたのだ。私もなんだか自分の言葉のイリュージョンにかかって胸をドキドキさせながら、金だか銀だかの獅子の頭の取っ手のついた重い扉を押すか引くかしてカプセルと名付けられた部屋に入った。
 
 暗示にかかりやすい私は、カプセルという名を聞いただけで、もう宇宙船の中にいるような気分になってしまったものだ。(後略)」
 
 こんなスゴイクラブでショウをやらせてもらったミカが張りきらないわけがない。亡くなる数日前までの一年間、ミカのショウは話題になりそれこそ超満員のお客さんが来てくれた。
 
 今の若い人たちにも見てもらいたかった。
 
Img_1891
ショウ「静かの海の恐怖」を踊るミカ
 
Img_1890
東京駅の照明を手がけた石井幹子さんが店内の照明を考案した。

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コメント

伊藤文学先生

この度は、竜超編集長様共々、大変なご尽力を頂きまして

心より感謝いたします。

貴重な時間を割いていただき申し訳ございませんでした。

地道に時間をかけて探していきます。

今後益々の伊藤先生のご健闘と貴誌の発展を心よりお祈りいたします。

お世話になりました。

ゆうき

投稿: ゆうき | 2014年12月14日 (日) 09時42分

弥彦様

弥彦のニュースは三条新聞で確認しております。
美術館で出会った多くの新潟県民の皆さんを忘れる事は出来ません。

投稿: 伊藤文學 | 2014年12月12日 (金) 12時05分

ゆうき様

先日の蚤の市の荷物で本棚にも近づけない状況で、
申し訳ないけど、探し出す事は困難です。
ごめんなさい。

投稿: 伊藤文學 | 2014年12月12日 (金) 12時02分

弥彦村でも来年早々に36年振りの村長選挙です。 どのような結果になろうとも、それが村民が選んだ結果です。
弥彦の丘美術館の完成とイカールの絵画を心待ちにしていた故本間村長を偲び、これからの弥彦村を見守りたいと思います。

投稿: 弥彦 | 2014年12月 9日 (火) 19時30分

文学先生

早速のお返事、誠にありがとうございます。

私などの為にご尽力くださって、ひたすら感謝いたします。

出版年なのですが、うろ覚えですが、平成元年もしくは、2年頃ではないかと記憶しております。

また、漫画のネタが真夏なので6月から8月号が有力ではないかと思います。

参考になればと思います。

ご多忙と存じますが、何卒何卒、よろしくお願い申し上げます。

投稿: ゆうき | 2014年12月 9日 (火) 15時20分

出版年だけでも特定できると探しやすいのですが。
二代目編集長の竜超にも聞いてみるよ。

投稿: 伊藤文學 | 2014年12月 9日 (火) 14時50分

伊藤 文学先生

教えてください。

20年以上前の薔薇族もしくは、アドンで掲載された読み切り漫画で

真夏の暑い日に若い青年が昼間に自室のベッドで激しくオナニーをします。
高層マンションの為、青年は完全に油断!!
3回もオナニーをしてそのまま寝てしまいます。
・・・が、近くの高層マンションから、ある男がその一部始終を望遠鏡で目撃し望遠カメラで撮影。
後日、その青年に自分の恥ずかしい写真が郵送されてくる。
驚く青年!!そこに男より電話・・・男の指示で青年は脅迫され、自室で全裸にされベランダに出てオナニーを強要される。
屈辱と恥ずかしさの青年は、男の言うがままに。
男は、「もう君は俺のものだ俺の奴隷としてとことんまで辱めてやるからね」とその光景を見ながらベランダでオナニー・・・
が、また、近くのマンションより同時間に望遠鏡で景色を眺めていた若いゲイカップル?が目撃!!
「あいつの姿を望遠カメラで撮って送りつけてやろうぜ。そうすると、あいつ俺たちの奴隷だぜ」と提案。相方は「そうだな。」と賛成。
だが、そのオナニーシーンを見られていたのは、脅迫していた男だった。

そこで、終了!!

この漫画が、俺のトラウマになり、また是非、読みたくてたまりません。
掲載されていた雑誌名・何年何月号がご存知でしたら教えてください。
また、その号をお持ちでしたらコピーで構いませんのでお譲り下さい。
苦節20数年の夢をかなえてやって下さい。
ご協力お願いいたします。

投稿: ゆうき | 2014年12月 8日 (月) 10時57分

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