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2015年1月10日 (土)

美輪明宏さんは嘆く、現代はモノクロの時代なのかも。

 これほどまでにお金というもののありがたさを知ったことはなかった。
 
 ぼくのブログはなんと2005年4月25日(日)から書き始めている。
 一回目は「祭りの幕は上がった!」と題するもので、「伊藤文学の談話室・祭」のオープンの日のよろこびの文章を書いている。
 
 次は「美輪明宏さんの友情に感謝!」と題し、復刊したときに美輪さんは、ぼくと対談をしてくれて、復刊『薔薇族』に華を添えてくれた。
 
 それが去年の暮れに突然、ぼくのブログが見れなくなってしまった。前にも何度かそんなことがあったが、料金を滞納していたためだった。
 
 息子の嫁に経理をまかせているので、毎月の支払に苦労していることはわかっているから責められない。
 
 たまたまお金があったので、請求書を探しだして銀行から10万円ほど振り込んだ。大晦日にカフエ「織部」の店長に見せてもらったら、復活しているではないか。
 
 ブログを見てくれている多くの人たちのご支援で、ぼくはゲンキでボケずにブログを書き続けてこられた。これは生きがいになっているといっても過言ではない。
 
「文ちゃんと語る会」に出席してくれた、東京大学大学院講師の石丸径一郎先生から、ぼくに講演をしてほしいと言われたことがあった。もう忘れていたのに、突然、電話がかかってきて、暮れの22日に東大駒場の教養学部の校舎に来てほしいとのことだ。
 
 歩いても3、40分あれば行けるという、近くにある東大教養学部の校舎には一度も入ったことはなかった。
 講演をするという教室は、森ビルの亡くなった社長が東大出身ということで寄贈された近代的な建物で、5階はゼミなどに使うそうで、すべての設備が整った教室だった。
 
 ぼくの話はいつもぶっつけ本番だが、毎度しゃべってきたことなので、どんなことをしゃべれば笑ってくれるかということは、承知しているから、学生たちも何度も大笑いしてくれた。彼らにしてみれば、他の講師よりも体験したことばかりだから、面白かったのだろう。
 
 前にも書いた話だが、ぼくの母校、世田谷学園の校舎と、孫娘の通っていた国士舘、中・高校の校舎の比較。
 世田谷学園は機能的に作られているが、同じ色で直線的、国士舘は曲線をたくみに使い階段ごとにいろんな色を配していて、夢がある。
 
 東大の建物も色彩は、ねずみ色一色、装飾性はまったくなく、機能的なだけ。あとで昼食をごちそうになったレストランの古い建物、その重厚な木の重いとびら、家具もアンティークでまさに、教室の建物とは対照的だった。
 
 美輪明宏さんが東京新聞の1月4日に1頁を使って「戦後70年 美輪明宏 未来へ傘寿の提言」と題して語っている。
 
 なお「現代はモノクロの時代。機能性と利便性ばかり」「色彩のある文化を」「芸術家が集まる「発信地」がない。だから天才が減った」と見出しは続く。
 
 美輪さんと、ぼくの考え方は同じだ。
 
「現代はモノクロの時代です。都会のビル群、過程の電気製品、インテリア。ほとんど色がありません。白か黒か。機能性と利便性。そればかり。」と美輪さんは嘆く。
 
 下北沢南口の「イタリアントマト」の椅子に座って、表を通り過ぎる男性の服装を見ていると、色彩を使った派手な服を着ている人は少ない。
 
 確かに美輪さんの言うように「現代はモノクロの時代」なのかも。
 
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本年もよろしく。文学・久美子
 
「文ちゃんと語る会」
2015年1月24日(土)夕方5時〜7時
「織部下北沢店」
〒155−0031 世田谷区北沢2−2−3 
TEL 03−5432−9068
 
女性も歓迎、ぜひ、お出かけください。

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