« 抒情画家、林静一さんの友人に選ばれて! | トップページ | 麻袋に入った文通欄の手紙がどさっと! »

2015年9月19日 (土)

歯科医を変えて、よかったのか、悪かったのか?

 4月の始めのことだった。最新式のレントゲンを設備した「せせらぎ歯科」が開業したという話を聞いて心が動いた。
 
 長い間通っていた歯科の診療所を見限って「せせらぎ歯科」を訪れた。大きなガラス扉を通して広い庭園が見渡せる診療所だ。
 
 レントゲンは格段の違いだ。83年も使っている奥歯の3本は、根元が痩せ細って、そのうちの1本はぐらぐらしている。
 今まで通っていた診療所では、そのままで治療していた。「せせらぎ歯科」では、3本を抜いて、部分入れ歯にしようということになった。
 抜いた歯を3本もらってきたが、これでは長くはもたないのではという状態だ。だが、それから抜いた歯のところに、入れ歯を作るのだから、型をとるまでに何回通わされたことか。
 
 75歳以上の高齢者だから、保険が適用されて、支払いは1割だから僅か何百円かで済む。しかし、お国は9割を「せせらぎ歯科」に払っているわけだ。
 何度も型をとってやっと入れ歯ができあがってきた。技工士が作るのだが、見事なできばえだ。この費用も数千円で済んだ。
 
 これが自分の歯のようになじむにはかなりの時間がかかる。食事をしたあと、入れ歯をとって歯をみがかないと、入れ歯の下に食べかすが入り込んでいるから、気持ちが悪い。
 
 夜ねるときは入れ歯をはずして、プラスチックの容器に入れ、テレビでよく宣伝している、部分入れ歯用の「ポリデント」を薬屋で買ってきて水を入れてつけておく。
 
 どれだけ「せせらぎ歯科」にご奉公したかわからないが、保険ってありがたい。
 
 9月4日の東京新聞の記事を読むまでは、それほど気にしなかったが、ショックだった。「医療費初の40兆円超へ」の記事だ。
 
「厚生労働省は3日、2014年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費が概算で39兆9千5百56億円となり、12年連続で過去最高を更新したと発表した。」
 
 大分、前の話だが、診療所がお国に請求する医療費が妥当かどうかを審査する仕事をしているという女性から話を聞いたことがある。
 審査する人員が足りなくて、とっても手がまわらず、診療所の報告する数字を認めざるをえないということだ。
 保険が適用される指圧屋さんでも、ただ膝が痛いだけなのに、ころんでけがをしたことにして保険を適用してしまうという話はよく聞く。
 
 1年間に使った医療費が報告されてくる。ぼくの場合は、今までは30数万円だったと思うが、今年はかなり増えそうだ。
 
「14年度の1人あたりの概算医療費は31万4千円(13年度より6千円増。)75歳未満が21万1千円だったのに対し、75歳以上は93万1千円に上がった」とある。
 
 ぼくは83歳になるまで、健康でこられたから少ない医療費で済んだが、75歳以上は93万とはおどろいた。
 歯科診療を批判するわけではないが、一度で済むところを何回も通わせる。内科の医師にしても、ただ薬をもらうだけなのに、血圧を測ったりして高くする。
 医師は開業するまでには、莫大な費用がかかっている。元を取らなければならない。それにしてもよくもお国は40兆円ものお金を払っているものだ。
 これは自民党が選挙のときは、医師が票を入れることを考えてのことだろう。
 
 たまに薬屋で薬を買うと、えらく高いなと思う時がある。「こうやく」もぼくが使うわけでなく、孫が野球のピッチャーでひじが痛かったり、肩がいたかったりするときに貼るために医師から処方してもらっている。こんなことしていいのかな?

|

« 抒情画家、林静一さんの友人に選ばれて! | トップページ | 麻袋に入った文通欄の手紙がどさっと! »

コメント

良くないのは、伊藤さんもわかって書いてますね。

投稿: | 2015年9月23日 (水) 03時08分

>>もぼくが使うわけでなく、孫が

それ、保険の不正使用になりますよ。

お孫さんを連れて行き正しく処方してもらいましょう。

投稿: | 2015年9月20日 (日) 04時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101967/62301154

この記事へのトラックバック一覧です: 歯科医を変えて、よかったのか、悪かったのか?:

« 抒情画家、林静一さんの友人に選ばれて! | トップページ | 麻袋に入った文通欄の手紙がどさっと! »