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2015年9月28日 (月)

ぼくが抱きしめたルーカス君のこと!

 1996年の11月号(今から19年前)に、ぼくはこんな記事を書いていた。ロサンゼルスでのゲイ・パレードに招かれて渡米した折のことだから、7月の頃だったろうか。
 この頃、アメリカではエイズが猛威をふるっていて、多くの人が亡くなっていた。
 
「僕の腕の中で小鳩のように細かった。男性のからだをこのような形で抱くなんていうことは、生まれて初めての経験であったが、それは自然なことだった。
 
 記念写真を撮るべく、パトリック・ルーカス君(40歳)と並んだとき、傷ついた小鳩を手のひらに、そっと入れたように、いつまでも抱きしめていてあげたかった。
 エイズなどというものが、この世に存在していなかったときは、ニューヨークでヘアデザイナーであり、メーキャップの仕事の第一線で活躍していた。
 ロック歌手のシンディ・ローパーのヘアデザイナーとして腕をふるい、日本にも来たことがあるそうだ。元気なときはニューヨークで華麗な生活を送っていたに違いない。
 
(中略)
 
 言葉はいらない。ルーカス君が一生懸命しゃべってくれたことはすべて理解できる。この一枚の写真が、すべてを物語っているだろう。
 彼がニューヨークで元気で働いていた、16年前からかけていた保険。それは病気になったときのために、せっせとかけていたものだ。それがエイズに感染して高額の薬代がかかるとなると、保険会社はお金を出してくれないという。
 
 現在、二人の弁護士に頼んで、保険会社に対して訴訟を起こしている。果たして日本ではどうなのかと思っていた矢先、8月20日の東京新聞夕刊にこんな記事が載っていた。「弁護士・渥美雅子の家族なんてもQ&A」という欄である。
 
 40際の男性が質問しているのだが、「今まで健康で暮らしていたのですが、今年に入って、体の具合が悪く、2週間入院しました。「肺炎」という診断でした。しかし、退院した後も体調は回復せず、再入院になって、そこで「後天性免疫不全」という検査結果が出たのです。感染する心当たりはないのに、なぜ私がと、通院しながら感染原因などを調べているところです。
 
 それで、ある保険会社の保険に入っていますので、一度目の入院費を請求したら、一週間もしないうちに振り込みをしてくれたのに、「後天性免疫不全による肺炎」おいう診断書と保険証書を提示して請求したら、2ヶ月半たった今も、保険会社の方から、お金も連絡も入ってこないのです。
 
 何回か問い合わせをしたのですが、返ってくるのは「現在処理中」という不明確な返事ばかりです。どうして払ってくれないのか」という、相談だ。
 
 弁護士の渥美雅子さんは、いつまでたっても結論が出ないのであれば裁判もすべきです、応援しますよと答えている。
 
 やはり、アメリカも日本も同じことだ。これは読者にとって大変な問題だ。エイズだって、病気の一種類に違いない。誰もエイズになろうと思って感染する人はいない。病気になったときのための保険ではないか。この問題は、これから日本でも大問題になるだろう。」
 
 この問題はすでに解決済みだと思うが不明だ。
 ルーカス君、もう、この世にはいないだろう。エイズのことマスコミも報道しなくなっているが、増え続けていることは間違いない。肛門性交する人はコンドームを付け、「ラブオイル」をぬってを必ず守ってほしいものだ。 
 
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コメント

ラブオイルの成分表示は、どのようなものですか?

投稿: | 2015年9月30日 (水) 02時04分

 医師による大腸の内視鏡検査では、医師は指に潤滑薬をたっぷり塗り、その滑らかさは効果大でした。
 また、自分でエネマを使用する時の潤滑薬としては、薬剤師から白色ワセリンを推奨されました。

投稿: | 2015年9月28日 (月) 01時12分

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