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2015年9月21日 (月)

麻袋に入った文通欄の手紙がどさっと!

 創刊号を出してから1年、「薔薇通信」に仲間を求めて投稿している人が341名。創刊号の時は7名だったのだから、大幅に増えたわけだ。それにこの時代は隔月刊だった。
 
「新潟県・栄・47歳、166センチ、59キロ。二人の子どもを持つ普通の中年ですが、年齢よりは若く見られます。
 自分でホモとは思っていませんでしたが、偶然『薔薇族』を見て目を覚ましました。経験はありません。お互いの生活を守り、まじめに毎日を送ろうという長い交際を。」
 
『薔薇族』を読んで、自分がホモであることを知った。地方に住んでいる人にとっては、この時代、このような人が多かったのでは。なにも知らずに一生を終えたほうが良かったのか。ある意味では『薔薇族』は罪作りな雑誌だったのかも。
 
 見知らぬ人から手紙がたくさん届いて、それが奥さんに見られて大変なことに。そのような悲喜劇は多かった。
 
「中野区・YM・色が黒くて、おとなしい感じがする20歳以下の人を希望。ぼくは23歳、167センチ、54キロ、柔道二段。静かな夕暮れの海辺で、きみの涙をそっとふいてあげたい。誠実なt気合を約束します。」
 
「涙をそっとふいてあげたい。」
 いい殺し文句だ。手紙を出してみたくなるではないか。
 
「愛知県・ふとだ 人生50に達し、ああ、年だなと、ふと寂しく感ずるときもある今日このごろです。気楽に話ができる明治生まれの65歳以上の方からのお便りを待っています。当方、2男、一女にすねをかじられている13貫、5尺2寸です。」
 
 3人も子供がいる人、この人、これからの人生がどう変わっていくのだろうか。
 
「みんなが幸せに・創刊1周年あれこれ」と題してぼくは書いている。文通欄についてもふれている。
 
「地方にいて仲間もいない。孤立している人たちに連帯感をもたせたい。そう思って創刊した『薔薇族』だが、今まで諦めていたことが夢でなくなって、中年の人が若い青年と、文通欄で知り合ったと、わざわざ関西からお礼に編集部を訪ねてくれた人がいた。こういう方がいると嬉しくなってしまって、文通欄に押し寄せる手紙の束をさばくのも苦ではなくなる。
 
 文通欄も創刊号の時はたった7人だったのが、今月号はなんと341人に達したのだから驚きである。
 それだけ、この欄が利用されているということだろう。仲間が欲しいという純粋な気持ちからだけに、最初心配していたほどのトラブルはないようで、たまにプロの人がいたり、しつこく、つきまとわれて迷惑した人もいたようだが、なんとしても文通欄を続けていきたいと思っているので、自分のことだけを考えないで、相手の立場にもなってお付き合いして欲しい。
 
 多い人は百通にも及ぶ手紙が殺到するのだから、返事を出しきれないと思うが、待っている方は首を長くして待っているのだから、文通欄に出した以上は、責任をもって返事を出してほしい。
 それにあくまでも相手に迷惑がかからないようにしてほしい。家族がいたり、家族があったりする人も多いのだから、文通欄を利用したくてもできない人も知っています。これらの人たちにも、仲間ができるように、みんなで考えて知恵をかしてください」
 
 大きな麻袋に入れられて、どさっと郵便局から届けられる手紙の束。全国の読者の仲間を見つけたいという思いがこめられた手紙の束。今、考えると夢のようだ。みんな幸せになってくれたのだろうか?

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コメント

創刊号の7名の中には、編集者の藤田さんがサクラとして
自作自演したものが含まれていたと、以前告白してました。

投稿: | 2015年9月23日 (水) 03時32分

「たまにプロの人がいたり」は、心配すべきトラブルですよ。
軽く考えないでください。
脅迫されて、被害者は絶望的になりますよ。

投稿: | 2015年9月23日 (水) 03時19分

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