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2015年9月14日 (月)

抒情画家、林静一さんの友人に選ばれて!

 いつの頃だったろうか。10センチ四方ぐらいの小さな色紙が2枚、株式会社学研パブリッシングから送られてきた。
 抒情画家の林静一さんが、古希の記念に美人画集を出版するので、「花環絵」を描いて送ってくれという依頼だった。
 おそらく林静一さんの親しい友人に色紙を送ったのだろう。林静一さんとぼくの接点を思い出してみた。
 
 ぼくの長男の息子、ぼくにとっては初孫だが、明星大学の教育学部を卒業して、今年の4月から大手の塾に勤めている。もう25歳にはなっているだろう。
 孫が1歳の誕生日の頃、近所に鳳山堂という3階建の陶器店があった。先代の社長は、結婚式の引出物に陶器を送るということを考えだした方で、それが大当たりして財を成し立派なビルを建てた。
 その3階に画廊があって、そこをお借りして「おじいちゃんの孫自慢」という、写真と詩を並べたことがあった。その画廊で林静一さんと、何度かお会いした記憶がある。
 
 25年も前のことで、それから林静一さんと出会った記憶はまったくない。その林静一さんが、ぼくを友人のひとりに選んでくれたのか、それはありがたいことだった。
 
 内藤ルネさんが描いた薔薇の絵をマネしてと思ったが、小学生以来、絵など描いたことがない。何度も描いてみたが、とても人に見せられるものではない。
 困り果てていたときに、机の引き出しの中から、今、一緒に住んでいる中学2年生の野球少年の文一の絵が出てきた。
 
 馬だか、犬だかわからない動物の背中に、鳥が乗っている。5年2組・伊藤文一とある。これを使い、ぼくの写真を入れ、「薔薇よ永遠なれ」と書き込んだ。林静一さんの画業がいつまでも続くようにと願いをこめたものだ。
 
 人との出会いって不思議なものだ。8月21日から30日まで、渋谷のポスターハリスギャラリーで、ぼくは「文ちゃんのアンティーク・コレクション蚤の市」を開いたが、その会場に林静一さんの美人画集の制作に携わった綿引由美さんが訪れてくれたのだ。
 
 9月6日14時から紀伊國屋書店の8階で、サイン会を開き「花環絵」は一階の通路のショウウインドウに展示するとのことだ。
 最近、渋谷ばかり行って、ここ数年、新宿は遠くなっていた。会場には由美さんがいて、ぼくを笑顔で迎えてくれた。
 
 画集を購入した人が、5、60人、並んで順番を待っていた。林静一さん、墨に筆でサインをしているではないか。ちょっとした絵のようなものも描いている。
 こんなに丁寧にサインをする人って見たことはない。これでは全員にサインをしたら何時間もかかってしまうだろう。由美さんにお願いして合間に写真を撮らせてもらった。林静一さん、ぼくのことを覚えていてくれたようだ。
 
 由美さんが1階のショウウインドウまで案内してくれた。宇野亜喜良さん、荒木経惟さん、嵐山光三郎さんなど、63人の「花環絵」がずらりと並んでいた。
 由美さん、「ぼくどうして涙がでるの」を購入してくれて、涙を流して読んでくれたそうだ。
 
 画集の帯に「危うさを秘めた美女の横顔」とある。ぼくも横顔の絵が好きだ。ぼくの寝室兼仕事部屋には、椅子に座った少女が窓の外を眺めていて、大きな犬がそばに寝そべっている銅版画が飾ってある。
 他の抒情画家は、少女のヌードは描かないが、ぼくは林静一さんのヌード絵に魅せられてしまった。林静一さん、ありがとう。
 
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★発売元・学研マーケティング/定価2600円(税別)
 
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