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2015年10月17日 (土)

ホモか、ノンケかの見分け方は!

 1982年の『薔薇族』7月号に、こんな記事が載っていた。この時代の読者は、好みの男性と出会ったときに、ノンケかホモかを瞬時に識別したいと誰もが考えていた。「90%的中・間違いなし・体験的識別法」のタイトルで金子金太さんが、長々と書いている。長文なので肝心のところだけを紹介しよう。
 
「「目を見れば、大抵は分かるわね」と言うベテランのオカマ氏がいた。ぼくはその言葉を信用できないと思っていたが、今は反対に信用できると思っている。
 
 商人が適当な商品と価格をまず客に見せつけ、その反応で客の購買意欲、能力を知ったり、コウモリが超音波を発して、その反射音で林の木々にぶつからないように飛べるのと同様に、オカマ氏はオネエ言葉や、しぐさを撒き散らし、それを受けた男の反応=目を見てその男にホモっ気があるかを判定するのだ。
 
 1、オネエ言葉を使う
 基本的には自分がホモで、仲間を求めていることをアピールすれば良いのだから、ぼくは嫌いだがオネエ言葉や、右手の甲を左の頬にあて、ホホホと笑うオカマポーズなんか有効だと思う。
 
 2、自慢の体を見せつける
 知らない土地では、夏なんかはショーパン姿で映画館へ入る。ショーパン即ホモというわけではないが、むき出しにされた逞しい腕や脚を見る男の目は、かなり正直にホモ性をのぞかせるはずである。
 
 3、チャームポイント Pでせまる
 局部のふくらみを大きく目立たせるのも良い。もちろん大きく目立つ男をホモと決めるわけにはいかないが、それに向けてギラギラ光る視線を送ってくる男は、ほとんどホモである。
 
 4、ビキニブリーフは効果的な小道具
 全裸があ当たり前(普通)のサウナや銭湯では、逆にビキニブリーフで脱衣所やレストルームを歩きまわると、思わぬいい男がひっかかってくることがある。こんなときは不思議と、Pが中立ち以上にふくらんでくれ、ムックリふくらんだ局部がホモムードを増しているのだ。
 
 5、男らしさでひきつける
 胸毛のある人は、それをチラつかせよう。ただし、拒絶反応とホモっ気を見分ける眼力が必要―これは胸毛に限らずほかのアピールについても同様だが。
 
 6、『薔薇族』はツヨーイ味方
 ぼくは『薔薇族』をよく持ち歩く。カバアをかけたり袋に入れておいたりしておいて、狙った相手にだけ見えるようにチラリと見せるのだ。「ぼくもその趣味があるんです」と、向こうさんから寄ってきたことが2例ある。
 
 また『薔薇族』を買うときが、男さがしのグッドチャンスである。これに二通りあり、ひとつは自分が買う場合と、他は買う男を狙う場合。ぼくは自分のホモ趣味を秘密にしているので、なるべく遠くの書店で買い求める。
 
 そのときはなるべく身なりもキチンとしてゆく。土・日など混むときを狙い、ゆっくり立ち読みなどしながら、ぼくを見つめる男がいないかをときどき見ながら読む。
 
 ひまなときは本屋へ入り、『薔薇族』の置いてある場所を見渡せるところで見張る。『薔薇族』を見たりする態度、目つきでホモかどうか判断できるのである。」
 
 その反応の仕方でホモか否かが分かるだけで、こちらに好意をもってくれるか否かは別問題と、金太さんはしめくくっている。
 
 理想の男を見つけ出すには、大変な努力が必要だった。それは今も昔も変わらない。

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コメント

数年前のコメントにレスをつけて申し訳ないですが、この記事は冒頭に書かれている1982年の話しで現在と同じ基準を求めるのは間違っているかと思います。
乱筆乱文失礼しました。

投稿: メタボ兵 | 2017年7月 3日 (月) 09時28分

薔薇族の編集作業は、実際は藤田さんがほとんどやっていたようだが、そのような記事を藤田さんが採り上げたのだろうか

投稿: | 2015年10月21日 (水) 09時35分

ホモ・オカマなどという言葉は、無理解の人が知らずに使い嫌悪されている言葉であって、それをわかっている人はゲイという表現に改めようとしています。

投稿: | 2015年10月21日 (水) 09時26分

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