山川純一のフアンは、台湾にも!
山川純一の人気は、いつまで続くのだろうか? 「文ちゃんと語る会」にイタリアから来て明治大学の大学院に留学している青年が参加してくれたことがある。『薔薇族』の研究で、修士論文を書くのだという。この青年、初対面からぼくはゲイですと、言ってくれた。
日本に興味を持ったのは、日本のアニメを読んだのがきっかけで、日本語を勉強してやって来た。
その後、また出会って、カフエで数時間も彼の質問に答えて『薔薇族』の話をしたことがある。現在、彼は大学を卒業し、東京の日本企業で働いているそうだ。
日本のアニメが外国の若者たちに、影響を与えていることは間違いない。
カフエ「織部」の店長の奥村くんが、ぼくのブログのネタをネット上から探しだしてくれている。ネットを触れないぼくにとっては、こんなにありがたいことはない。
この記事を書いた人は、中国語の分かる人だろう。台湾での話だ。
これは台湾のテレビ局が番組の中で呼びかけたものらしい。
「誠徴好男人 NICEMAN WANTED 票選選出好男人 1位 阿部高和」とある。
阿部高和って、山川純一の劇画の中で、もっとも有名な「くそみそテクニック」に登場し、「やらないか!」と、講演のトイレの前のベンチに座って、声をかける青年の名前だ。台湾の人たちもヤマジュンの劇画を読んでくれているとは、うれしい限りだ。
「台湾の最高行政機関『内政部』は、台湾の内政を所管する重要な機関だ。その内政部がユニークなイベントを開催している。
台湾の国民向けに「いい男」を投票してもらい『最優秀いい男』を決定するイベントを開催しているのだ。
もっと台湾のイケメンアイドルや、俳優がクランクインしているのだろうと思ったのだが、予想外の出来事が発生して、物議をかもしている。なんと現在ダントツ1位の「いい男」の名前が、日本人名の「阿部高和」なのである。
2位に2000票もの差で、トップを独走しており、このままでいくと1位のままでゴールインするだろう。
しかもスゴイことに、2位は日本アニメ『とある魔術の禁書目録』に登場する坂田銀時。
さらに24位には『魁 男塾』の平田島平八がランクインしている。それにしても台湾のイケメンや人気アニメの登場人物をこえる「阿部高和」とは、いったいどんな人物なのだろうか?
きっと台湾の彼のフアンが多数おり、みんなで阿部高和に、「入れないか!」と口コミで広がって応募が殺到しているのだろう。
とにかく海外のいい男ランキングに、日本人がランクインしているのは、ちょっとうれしいことかもしれない。」
この記事が書かれたのは、数年前のことらしい。
台湾って行ったことがないが、今年のゲイパレードは数万人の人が参加したそうだ。ゲイに対する偏見はないようだ。
『薔薇族』を台湾の人が、わが家まで何冊も購入しにきたこともあった。持ち帰って売るのだそうだ。
台湾の人まで、ヤマジュンの劇画を読んでくれているなんて、うれしい話だ。
彩流社刊の『オトナのぬりえ やらないか!』は、書店が力を入れている。郡山市のアニメイト郡山では、コーナーを作ってくれて、阿部君の顔がずらりと並んでいる。台湾でも売れるかもしれないな。
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コメント
坂田銀時は銀魂の登場人物です。とあるには出てきません。
投稿: | 2015年12月29日 (火) 10時36分