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2016年1月30日 (土)

文ちゃんは、まだまだ現役だ!

 「本や雑誌が売れない」と、ネットや携帯電話が普及するにつれて、毎年、毎年、深刻さが増し続けている。
 
 1月25日の東京新聞夕刊によると、「過去最大『減』書籍、雑誌、15年販売額前年比マイナス5.3%」と、悲しい見出し。
 書籍の返品率は、37.2%、雑誌が41.8%で、以前は雑誌のほうが売れていたのが、逆になってしまった。
 『やらないか! オトナのぬりえ』が売れているというから、ヤマジュン人気は本物だ。
 
 『裸の女房』『やらないか!』は、どのくらい売れているのか教えてくれないから、分からないが、まだ返本は山のように積んであるのか?
 ヤマジュンの劇画をぬりえにするという、アイデアがよかった。編集の人でなく、営業の人が考えたというのだから面白い。
 
 『裸の女房』『やらないか!』を出版したときは、盛大に百人近い友人、知人を招いて、銀座で一軒だけ生き残っている、キャバレー『白いばら』で、出版を祝う会を派手に催したが、今回は今の世の中、景気が悪くなっている。
 友人の中嶌くんが、「1万円の会費で集まらないよ」と、忠告してくれた。
 
 80歳の誕生日のお祝いの会を中嶌くんが経営しているバア「まじかな」で、50名近い友人たちを招いて開いたっことがあった。「まじかな」が開店したばかりだったが、あっという間に3年が過ぎていた。
 「白いばら」はキャンセルして、1月23日に「まじかな」で「やらないか!の出版を祝う会」を開くことにした。
 
 ぼくは無類のパーティ好きだ。本を出すたんびにお祝いの会を開く。京王プラザホテルの一番広い宴会場で、300人もの友人を招いてお祝いの会を開いたこともある。
 まだ、売れていない頃のクミコさん、秋元順子さんにも歌ってもらった。新潟のロマンの泉美術館でも数えきないほど、パーティを開いた。
 チラシや案内状をきちんと残しておいたなら、ギネスブックに載ったかもしれない。
 
 人間、いつこの世におさらばするかしれないから、元気なときに友人、知人を集めて語り合いたい。
 お葬式にきてもらったって、本人はいないのだからどうにもならない。
 
 出版を祝う会って、他人さまが著者のために企画して開くものだが、ぼくの場合は、会場を決めたり、案内状を作り、手書きで友人に発送したりと、全部自分でやる。
 今度の場合は、看板も自分で書いた。百通、往復はがきで案内状を出して、四十名も集まってくれたのだから、ありがたいことだ。
 
 代沢小学校の前にあった、ブリキ屋の息子の茂夫ちゃんも来てくれた。お兄さんのゆきおちゃんは、一級下で仲良しだったが早死してしまった。
 「文ちゃんと語る会」に来てくれた、イタリア人のウサイ・ロリス君。明治大学の大学院に入学し、卒業論文に『薔薇族』のことを書き、評判がよかったそうだ。卒業して日本の企業で働いている。ウサイ君も元気な姿を見せてくれた。
 作家の団鬼六さん、五年前に亡くなられてしまったが、いつも奥さんとぼくの会に顔を見せてくれた。
 奥さんの黒岩亜紀子さんは、歌手で「夢二憂愁」など。数曲を歌ってくれ、夢二の待てど暮らせど来ぬ人をは胸にしみた。
 
 まだまだぼくは「伝説の人」ではない。多くの友人に支えられて、幸せ者だ。
 
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