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2016年1月 2日 (土)

オリンピックまでは生きるぞ!

 2016年、あけましておめでとう。ぼくのブログ「伊藤文学のひとりごと」も書き始めてから10年を超えたのでは。
 ネットを触ったことのないぼくを支えて更新してくれているS君には感謝の言葉もない。「文ちゃんと語る会」も、カフエ「邪宗門」から始まって、「つゆ艸」「占茶」と場所を変え、今では「織部」で続けている。
 これも始めてから何年になるのか、記憶していないが、累計すれば出席してくれた方は数百人になるだろう。
 もうしゃべる話題もなくなっているが、竜超君も毎回出席してくれてしゃべってくれるので助かっている。
 元気で歩けるうちは続けていきたいものだ。
 
 関西からひきこもりの青年が12月の語る会に出てきてくれたのはうれしかった。電話もやっとの思いでかけてくれた直後のことなので、まさか参加してくれるとは思わなかった。となりに座ってもらって、おしゃべりした。自信を持ってこれからの人生を生き抜いてもらいたいものだ。
 
 5年間、書き続けてきた日記帳が、明日で終わりになってしまう。下北沢に一軒しかない三省堂書店に、思いきって10年日記を買おうと行ってみたら、5年日記と3年日記しか棚に並んでいない。
 博文館新社の『2016年版・5年連用ダイアリー』で、装幀もシャレている。東京オリンピックまでを目標に書き続けるつもりだ。
 
 父が戦前勤めていた第一書房の革の表紙に花模様が、箔押しされている豪華な装幀の自由日記は有名だった。
 昭和6年11月発行とある。定価は3円だ。ぼくが生まれた前の年のものだから、84年前のものだ。
 その中に「第18回二科展出品・臥せる裸体」という絵が挿絵として入っている。その裸体に影のような陰毛が描かれているだけで、発禁処分になったそうだ。
 
 『薔薇族』の創刊2号に載った写真が、影のような陰毛が見えるだけで、風紀係に呼ばれて始末書を取られてしまった。
 2015年、世の中変わって、やっと春画が美術館で見られるようになった。長く生きてきたおかげで、世の中の移り変わりを体感することができた。
 
 父は豪華な自由日記に自作の川柳を書いている。川柳の世界が父に一番あっていたのでは。父が嫌いなので父のことはブログに全く書かなかったから、ネットには父の名前は出てこない。
 祖父はクリスチャンで、祷りが一番ということで「祷一」と名付けたのだろう。女好きで浮気ばかりしていた父。恋の句には傑作が多い。
 
  遠くから愛していればそれでよし
 
  人に逢う心ときめき爪を切る
 
  編み機買う金を貸すのも恋のうち
 
  人前で女他人のふりをする
 
  カレンダー逢う日は赤い丸をつけ
 
  逢えばまた別れられなくなるふたり
 
  長生きをすればどこかでまた逢える
 
  愛かなし女の髪に顔埋む
 
  臆面もなく宿帳に妻と書き
 
 
 母は我慢の連続で可哀想だが、父は好き勝手に生きて幸せだったのでは。
 
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今年もブログを書き続けますので、応援よろしく★
 
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