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2016年2月13日 (土)

カフエ「つゆ艸」「織部」ひまであってほしい!

 2月4日、半年ごとの左膝の定期検査に東京医科大学病院整形外科に行ってきた。
 10年前に手術をしてくれた整形外科の正岡利紀先生、いい先生にめぐりあって幸せだ。左膝を、上からと横から撮った2枚のレントゲン写真を見ながら、まったく異常がないということだ。
 
 人工膝の寿命は、15年と言われているが、ぼくの場合は、あと5年は持つということか。15年経過して、再手術する人は2、3割ということだ。ぼくの寿命のほうが人工膝より先に終わってしまうかもしれない。
 正岡先生の頭もだいぶ薄くなってきている。10年なんてあっという間だ。
 
 病院の帰りに、いつも通い詰めているカフエ「つゆ艸」に寄った。開店時間は午後の1時、閉店は6時。それからはイタリアンのコックさんに貸している。
 「つゆ艸」のママの由美さんは明るい人で、カウンター越しにおしゃべりしてくれる。ありがたいことに、お客さんがほとんど入ってこない。由美さんを独占だ。
 
 我が家では40年以上も住んでいる女房とはあまり話すことはない。話すとしても必要な会話だけだ。息子と中学2年生の男の子とも必要なことしかしゃべらない。しゃべるとしたら息子の嫁さんだけだ。
 
 下北沢の南口にあるカフエ「織部」の店長の奥村君は話し相手としてもありがたいが、以前デザイナーだったので、チラシや年賀状などを製作してくれる。
 ネットで調べたいことがあると、すぐに調べてくれるし、自分の書いたブログを土曜と月曜に更新されるとそれも見せてくれる。
 
 ぼくにとってはありがたいことだが、「つゆ艸」にしても「織部」にしても、お客さんが次から次へと入ってくるようになれば、ぼくの相手などしてはいられない。
 ぼくがストレスなんてものに、縁がないのは、2軒のカフエがひまだからだ。
 毎月「織部」で「文ちゃんと語る会」を開いているので、この日もおしゃべりできる。
 
 東京新聞の「こちら特報部」に悲しい記事が載っていた。「増え続ける高齢者の万引き・二度としたくないけど、心に空洞…やめられず」の見出し。
 
 「スーパーなどで保安員を務める三浦さんはこれまでに、万引きに「生きがい」を見出そうとするお年寄りを何人も見てきたという。
 スーパーで惣菜を万引きした80代の女性は、警察が来るまでの間、夫と死別して話す相手がいない寂しさを切々と語り、「自分では万引きをやめられなかった。声をかけてくれてありがとう」と頭を下げた。
 
 レンタルビデオ店でDVDを万引きした70代の男性の車からは、30枚以上の盗品DVDがでてきた。「人の目を盗むことに成功した瞬間だけ、生きていると実感できた」と話した。
 「原題のストレス社会の一端を表している」
 と指摘する。背景にあるのは社会的な孤立。高齢になれば活動の範囲は狭まり、社会とのつながりは薄くなる。
 昔に比べると家族や親族との関係も浅くなりがちで、精神的に追い込まれやすいという。」
 
 もうひとつは高齢者の貧困問題もある。確かにその通りだ。ぼくは家計簿をつけているが、カフエで使うお金は万を越す。おしゃべりするにもお金がいるということだ。
 「イタリアントマト」は、コーヒー代220円だが、従業員の人とおしゃべりはできない。福岡の水澤さちこさんが、ぼくの名刺を200枚も作って送ってくれた。どこにでも顔を出して、この名刺を使い切り、おしゃべりすることが、ぼくの生きがいだ。

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コメント

若い人もやってたと思います。(スーパーでの勤務経験から)
お店の商品の陳列方法も、問題ですね。
テレビ番組では取り上げませんが、万引きしてくださいとばかりの誘発するような視界をさえぎる高く積み上げた陳列。
お店が防止策に本気になれば、防げるのでは、と…。

投稿: | 2016年2月15日 (月) 23時56分

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