ぼくは90歳以上生きられる!
下北沢駅前のスーパーオオゼキ、スーパーはピーコック、イオンと3軒あるが、オオゼキが一人勝ちだ。
レジだって10人ぐらいで対応しているが、それでもオオゼキはお客が並んでしまう。
ピーコック、イオンは、ガラガラでレジもふたりで間に合っている。
女房が外に出たがらないので、買い物はぼくが引き受けている。自宅からオオゼキまで25分ぐらいはかかる。
杖はつかないものの、早くは歩けない。みんなぼくを追い越してしまう。買い物に行けない日でも健康のためにと思って、駅の方まで歩くようにしている。
オオゼキに買い物に行こうと、以前住んでいた茶沢通りに面した下北沢マンションのそばを歩いていたら、へんなおばさんがぼくのそばに寄ってきて、いきなり足蹴りをした。と言っても70歳ぐらいのおばさん、蹴られてもそう痛いわけではない。
「どうしてそんなことするの?」と聞いたら、「健康のためよ」と言う。少し頭がおかしい人だと思い、そのまま通り過ぎたら、今度は若い男のそばに寄って足蹴りした。
若者は顔色を変えて、おばさんの腕を掴んで、「なにするんだ。警察を呼ぶぞ!」と叫んだ。
「このおばさん、頭がおかしい人だからかんべんしてあげて」と、ぼくは若者に声をかけたが、まだ腕をつかんだままだ。
おばさんも謝ったので、事なきを得たが、今の若者のほうが恐い。どう考えたって、他人様のそばによって、足蹴りしたら、少しおかしい人だと気がつくだろう。それなのに、怒り出すとは情けない。
毎日のように同じ道を歩いているが、この変なおばさんと出会ったのは初めてだ。このおばさんの健康法、若者にどなられたからってやめられるものだろうか。
下北沢の駅前、井の頭線のガード下に、最近、占い師のおじさんが店(?)を開いている。オオゼキに行く道だから、いやでも目に入ってしまう。「500円」と張り紙をしている。
ぼくは占いって信じないから、みてもらったことは一度もない。すでに84歳まで生きている。あと何年ぐらい、元気で生きられるのかは気になる。
20数年も世田谷学園の同期会のおせっかい役を毎年、会場を決めたり、往復はがきを印刷したりとやってきたが、80歳を超えると亡くなってしまったり、歩けなくなってしまう友人が多くなってきた。
ぼくが開くパーティには必ず来てくれていた、ゴリちゃんこと、木村くんが痴呆症になってしまったと、奥さんから聞いてショックだった。
世田谷学園の教員を長くしていた田中くんも出られないとは。今年の同期会は、6月25日に大庄水産下北沢店で開くが、5、6人しか集まらないのでは。
この占い師にみてもらっている女の人がいるのを見たこともある。ブログのネタになるかなと思って声をかけてみた。
「本当に500円でいいのですか?」と。「そうですよ」と言うので、椅子に座って手相をみてもらった。なんと「90歳以上生きられますよ」と。よろこんでいいのか、悲しんでいいのかわからないが、長生きはするらしい。
いろいろとしゃべってくれたが、当たっているなと思うこともあるが、的外れのこともある。しゃべっていることをメモするか、録音しておけばよかった。すぐに忘れてしまった。
とにかく「大吉」だそうだ。
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