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2016年12月19日 (月)

「紅白歌合戦」は今年から見ないぞ!

救世軍の軍人として、祖父の伊藤冨士雄が、お女郎さんを救い出した数は、987人にも及ぶ。祖父から生前、沖野岩三郎さんは話を聞き出している。そのひとりひとりの話が長いのが困りものだ。
 
昭和5年6月に「中央公論社」から『娼妓解放哀話』として出版されている。ぼくが古本屋からやっと買い求めた本には、長野県上田市の「ほその書店」の紙が貼ってあり、「一番庵蔵書」との蔵書印が押してある。
 
古書としての値段も高かったから、貴重本といえるだろう。
 
ぼくにとっては、祖父が今でも生きていて話を聞かせてくれているような気がする。
 
ぼくは馬鹿みたいに、3、40年前に制作された時代劇にはまっている。どの作品もじつによくできている。「鬼平犯科帳」など何度も同じ作品を見ているが、昨日のことも忘れてしまっているから、何度同じ作品を見ても新鮮に見れるのだからありがたい。
 
『時代劇専門チャンネルのすべてがわかる情報誌―時代劇専門チャンネルガイド』を1年間の購読料1800円送ると、月末になると送られてくる。
 
朝起きると毎朝かかさず見るのは、杉良太郎主演の「遠山の金さん」。9時からで、そのあとは10時から「新・木枯らし紋次郎」中村敦夫主演で、これが見ごたえがある。
 
映画も見れるが、映画は時間が長すぎる。
時代劇はCMを抜いてあるので、50分ぐらいだ。
 
「原作・池波正太郎「鬼平外伝」シリーズ、最新作にして集大成」(鬼平外伝・四度目の女房)
おこうの役で山本陽子さんが天涯孤独な老女として出演している。
 
長い時間が過ぎ去って、ぼくの原作の「ぼくどうして涙がでるの」昭和40年の秋の日活の芸術祭参加作品となったが、山本陽子さん、セリフもない多数の看護婦さんの役で出演しているではないか。
 
古い時代劇に出演している役者たちもみんなそれなりに年をとっている。すでにこの世にいない役者さんも多い。
 
日本も高齢化社会に突入している。テレビで若い芸人たちが出演している番組、なにがおかしいのか、つまらない話なのにゲラゲラ笑う。不思議としか言いようがない。
 
吉本の芸人さんと知り合うことになって、新宿の南口にあるビルの上の演芸場に招かれて行ったことがあった。
 
あの観客の笑いは、ロックの歌手がわけも分からない歌を歌っているのを立ち上がって一緒に楽しんでいる。芸が面白いわけでもない。
 
野球の応援もそうだ。応援することを楽しんでいるだけのことだ。年寄りが必ず見ているのは、日本テレビの「笑点」だ。
 
すぐに回答がでてくるわけがない。あらかじめ台本を見て回答をしているだけのことで、構成を担当している人が、少しでも笑いをとろうと毎度苦労しているということだ。
 
原作もいいのだろうが、脚本が練りに練られている。
 
京都に松竹の映画村があって、江戸時代の街が再現されている。時代劇って多くの人の力を結集しないとできない。
 
最近、時代劇専門チャンネルが、松竹と手を組んで、時代劇を作り出している。高齢者になってくると、若い人向けの番組は見る気にならない。
 
「紅白歌合戦」も、もう見る気がしない。「時代劇専門チャンネル」は、高齢者が楽しみに見ることによって、商売にもなってきているのではなかろうか。
 
きせるで、きざみ煙草をくゆらすシーンは、遠慮しないで、もっと入れるべきだ。江戸時代の話なんだから。

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コメント

視聴率を民放ほど気にしなくていい放送局なのに、
あんなに紅白の宣伝をして視聴率を取りたいのは、なぜ?
歌手の出演料やその他の紅白番組製作予算は、億単位かな?
それだけの予算を使うから、大宣伝をしてるような気が?

投稿: | 2016年12月31日 (土) 00時49分

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