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2017年3月13日 (月)

伊藤晴雨の縄の絵が見られるぞ!

2017年3月20日(月)―4月1日(土)・会期中無(平日12時〜19時・土日祝・12時〜17時・入場料500円)
 
銀座のヴァニラ画廊で、「縄あわれ」展が開かれる。
 
美濃村晃・小宮山逢邦・中島圭一郎・ガースナイト・北村ケイ、特別出展・伊藤晴雨。
 
これだけの画家の作品を見ることができるとは、すごいことだ。
 
伊藤晴雨、ぼくのご先祖様みたいだが、他人さまで、美濃村晃さんの作品はぼくのコレクションだ。
 
 
 
昭和37年12月、親父とぼくしかいない第二書房は、女狂いの父は仕事はぼくにまかせっきり。
 
小出版社はエロ本を出すしかないと、ナイト・ブックス(夜と騎士をかねて命名)を新書版で次から次へと、月に1冊ずつ出しはじめた。
 
清水正二郎(後に直木賞を受賞して、胡桃沢耕史と名を変える)さんの本は、20冊ばかり。
 
最後の頃に藤見郁さん(この人、ペンネームをいくつか使って、濡木痴夢男の名でも。美濃村さんも藤見さんもこの世にいない)のSM小説の短編集を10冊ほど出している。
 
そのカバアの装画、本文中に入れた挿絵などを大切に保管していたものが、今回、展示される。
 
 
 
美濃村さんは、喜多玲子の女の名でも書いていたようだ。
 
『奇譚クラブ』は、1975年に廃刊になっているので、美濃村さんの作品は市場に出てくることはないのでは。
 
『サスペンス・マガジン』の4月号に、ぼくの先妻のミカが、『O嬢の物語』を新宿の厚生年金会館の小ホールで、旗揚げ公演したときに、美濃村さんと、飯田編集長(この人が藤見さんの本名だと思う)が、見に来た時のことを記事にして酷評している。
 
 
 
「画伯(美濃村さんのこと)「ひどいねえ、これ、原作の冒涜だよ。原作者が見たら怒るよ。」
 
 編集長「つまり、原作の真意がわかっていないんだ。うわっつらを撫でているにすぎないのさ。第一、表現が乏しいよ」
 
 画伯「こけおどかしさ。アア、もう、いやになった。出よう、出よう」
 
 編集長「まあ、もう少し我慢しましょう。そのうちに、きっと面白くなるよ」
 
 
 
結局、途中で3人は「O嬢」に別れを告げて、外へ出ました。
 
画伯と編集長は「つまらないものをみせられた」と、まだ、ブツブツぼやいている」
 
 
 
もう、おふたりとも、この世にはいないのだから、怒ったところでどうにもならない。
 
人それぞれに見方が違うのだから、仕方がないことだ。
 
ぼくの著書『裸の女房』を読んでいただければ、ミカの作品の評価は分かるだろう。
 
 
 
余計なことを書いてしまったが、美濃村さん、何度もお会いしたが、誠実な方で絶対にご自分の作品に手を抜かず描かれている。
 
画廊で見ていただければわかることだ。
 
藤見さんとも仕事場に、ちょくちょくお邪魔して、楽しいひとときを過ごした。
 
みんなこの世にいなくなって寂しい限りだ。
 
 
 
ぼくの85歳の誕生日が、3月19日、20日の初日に顔を出してみるか。
 
「縄のあわれ」展詳細
http://www.vanilla-gallery.com/archives/2017/20170320b.html

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