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2017年8月28日 (月)

日本でたったひとりのキセル作りの職人!

ぼくが常連の“器とコーヒーのカフエ「織部」”には、朝日新聞と日本経済新聞が置いてあるが、新聞読む人は、お客さんの中で、2、3人しかいないようだ。
 
経費節約ということから考えれば、1日に2、3人しか読まない新聞を置くのは、もったいないと思うが、店長のお父さんの会長の言いつけで置いているのだそうだ。
 
スポーツ新聞などを置かずに、朝日と日経を置いているということは、お店の格式みたいなことを会長さんは考えてのことだろう。
 
日本経済新聞は、経済のことなど今のぼくには関係のないことだけど、世の中の動きをよく知ることができる。
 
 
 
スポーツ欄だって、ぼくが応援している横浜ベイスターズのことも、いい勝ち方をしたときは大きく紙面をさいている。
 
裏面の文化欄は、他の新聞が取り上げないような人物を長文で紹介していて興味深い。
 
「私の履歴書」は連載もので、各界の有名人が登場していて、今は自民党副総裁だった高村正彦さんが紹介されている。
 
2017年8月17日(木)の日経朝刊の文化欄に「手作りキセル・心込める=細工にこだわる伝統守る。新潟・燕で唯一の職人」の見出しに目がとまった。
 
燕市はぼくの女房の古里、新潟県弥彦村(人口8000人ぐらい)の隣町だ。昔から刃物の製造で有名、それにナイフ、スプーン、フォークなどを造る工場が多かったが、中国で安物のナイフ、フォークなどが大量に作られ輸入されてきて、倒産する工場もあったようだ。しかし、今ではそれぞれ工夫して、中国に負けない製品を作っているようだ。
 
ノーベル賞の授賞式の宴会で使われる高級なナイフ、フォーク、スプーンなどは、燕の工場で作られたものだそうだ。
 
ぼくはNHKとテレビ東京の番組をよく見ている。テレビ東京の番組では、ぼくも出演したことのある「なんでも鑑定団」、「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」「和風総本家」「未来世紀ジパング改」など、他局では考えつかない番組が多い。
 
「日本に行きたい」とか、「家について行っていいですか」ちょっと題名があやふやだが、 おそらく日本経済新聞が智恵をかしているのではないかと思われる。
 
日本経済新聞は、大学生は絶対に読むべき新聞だと思う。ネットでも見れるそうだから。
 
 
 
先日、村上龍司会の「カンブリア宮殿」に「花王」の社長が登場していた。いろんな製品の開発の研究分野に多額のお金を投入して新製品を開発し、それに改良を加え、長期的なベストセラーにしている。
 
そんな大きく、素晴らしい会社もあるが、日本でたったひとりで伝統を守って、手作りのキセルを作り続けている飯塚昇さんの話には感動した。
 
 
 
今の若い人たちは、キセルって何のことかわからないだろうが、きざみタバコを吸うための道具だ。
 
江戸時代から終戦直後ごろまで、日本人の生活に欠かせない道具だった。
 
ぼくが何年も見続けている池波正太郎原作の「鬼平犯科帳」の主役、中村吉右衛門が随所にキセルでタバコを吸うシーンがある。これは2人の会話の中の句読点のようなもので、絵になるシーンだ。
 
 
 
ぼくの子供の頃には、ラオ屋といってキセルがヤニで詰まったものを掃除する商売の人がリヤカーに道具をのせて街中をまわっていた。
 
飯塚さんに弟子入りしてきた者が、3、4人いたそうだが、長続きしなかった。
 
日本でたったひとりの手作りのキセル作りの職人、年に200〜300本、心を込めて手作りを楽しんでいるそうだ。貴重な存在と言えよう。

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