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2017年9月11日 (月)

自分の道は、自分できりひらくしかない!

ゲイの人たちが異性と結婚しないわけにいかなかった時代のこと、つらい別れがあったようだ。
 
埼玉県のA・Yさん。
 
 
 
「小生、『薔薇族』を購入するのは、世帯を持っていた関係上、20年ぶり以上のことです。
 
一応結婚して、子供たちを大学に入れて休みもなく働いてきて、定年前に離婚、その際にほとんどのものを失ってしまい、現在は年金だけのひとり暮らし。
 
また定年直後に狭心症をわずらい、約2年の闘病でよくなり、まあ、いろんなことを経験しての現在は、ようやく落ち着きを取り戻し、まあまあの生活を送っています。(年金生活なので多少さびしくはありますが)
 
しかし、こうした気兼ねなしのひとり暮らしも、寂しい面もありますが、ある程度は自分の好きな生活ができるので、一応は満足しております。
 
とにかく残された時間がだんだん少なくなりつつあるので、その残された時間を好きになれる人、好きになってくれる人と一緒に過ごしたいものと念じております。」
 
 
 
定年前に離婚、どんな夫婦生活を送ってきたのだろうか。A・Yさんも大変だったろうが奥さんもどんな思いで過ごしたのだろうか。
 
どっちが悪いわけではないのに、ゲイとして生まれた以上、どうにもならない宿命としか言いようがない。
 
結婚しない独身のゲイといえば、30歳過ぎの人の告白。
 
 
 
「ひさしぶりに『薔薇族』を開きました。
 
なんとなく30歳を越えて、急にしんどくなってきました。やっぱり自分なりに割り切っているとはいっても、男が結婚しないということは、社会に対する一つの挑戦だと思います。
 
20代で使っていた言いわけが通用しなくなりはじめて、家庭を持たないということは、けじめがないとか、だらしがないとか思われても仕方がないような状況に、今いると思います。
 
それができないなら、とことん男の人にのめりこんでいるかというと、そうでもなし、なんか宙ぶらりんです。
 
どうしてももっと要領よく、スマートに立ち回れないのかと、いつも自問自答の繰り返しです。
 
自分が40歳になった時、50歳になった時、そのときの青写真も全く描けません。
 
ただ、今は自分の食べる分だけ働けばいいとか、自分のほしいもののために、働いているという感じで、その日が平穏であれば、それはそれでいいか、という無気力、無感動な世界の中にいます。」
 
 
 
ゲイでなくても、今の世の中、4人に1人は結婚しないというから、一度しかない人生をいかに生きるかということだろう。
 
もうひとりの投稿。
 
 
 
「先月、30年間、一緒に過ごしてきた女房と別れました。むろんゲイであることが原因です。
 
子供たち(社会人になっています)に、カミングアウトしました。やはりショックだったようです。
 
女房にはとうに知られてはいましたが、子供たちには話すべきではなかったと後悔しています。
 
でも、「夫婦は別れても親子は親子」と言ってくれた時は、さすがに目頭が熱くなりました。
 
これから終生、男を好きになることを続けて、ひとり生きていきたいと思っています。」
 
 
30年も一緒に住んでいて、女房もゲイであること知っていたというのだから、離婚することもなかったと思うけれど。
 
夫婦が愛し合って生まれた子供。そうでない子供。この世に生まれてしまえば、そんなこと関係ないのでは。ひとり、ひとりがどう生きるかということだ。
 
A
イラスト・長谷川サダオ

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コメント

奥さんには、違う人生があったのかもしれませんね。

投稿: あろ | 2017年10月15日 (日) 14時51分

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