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2017年10月30日 (月)

老後をどう生きたらいいのか!

『薔薇族』の読者にとっては、異性との結婚の問題が大きな悩みごとだった。これは30年も前の話だ。
 
「伊藤文学のひとりごと」のコーナーに、「独身男が増えているというけれど」と題して書いている。
 
 
 
「新潟県の一読者から、結婚についての手紙をもらいました。
 
結婚問題で悩んでいる人にひとこと。結婚を決意するとき、最低3つのことが必要。
 
①相手の女性を世界一、大切にできるか。
 
②その女性の髪を手でとかしたり、日光浴でオイルを体にぬってやっても、ぬられても違和感がないか。
 
③その女性を思い浮かべ、マスターベーションのフィニッシュを迎えられるか。
 
 
 
①は女性が結婚する時、家族を捨ててくるようなものだから、男性の方も、自分の両親や男友達、どれをとっても、その人を一番大切にできるかだ。
 
男友達と今まで通りセックスして、さらに結婚したい人は結婚するな。女を馬鹿にするにもほどがある。
 
 
 
②は生理的に女性が駄目な人。その女性に触れるだけで、鳥肌のたつ人。触れられても逃げ出したい人。宇宙の果てへとんで行け!
 
 
 
③結婚するには、お互いに努力が必要。その一例に書いたけど、もし、これができたら、君は大いに希望を持っていい。
 
ときには女房に甘える男っていいと思う。女房をときには守ってやれる男っていいと思う。
 
 
 
おれ、結婚3年目。女房と1歳の長男と、女房とお腹の中にひとりかなの3.5人家族。女房に小さな幸せしかやれないおれだけど、休みのとき、近くの公園にピクニックに行って、幸せ!という女房が一番好きだ。」
 
 
 
Y君、もう君の世界は違ってしまった。みんなにアドバイスはありがたいけれど、近くの公園にピクニックに行って「幸せ!」という女房が一番好きだという君。
 
もう、君はあちらの世界の人になってしまったのだから、『薔薇族』は、もう卒業したのだし、読まなくてもいい。手紙なんかよこしてはいけない。
 
君の言っていることは、まったくもってその通り。ひとつも間違っていない。しかし、相手の女性を思い浮かべ、マスターベーションのフィニッシュを迎えられる読者が果たして何人いるか? 君は例外中の例外だったから、女性ともうまくいき、子供も2人もつくることができた幸福な人だ。
 
君がいう条件が3つともかなわなくても、それでも結婚しなければならない読者がすべてなのだから悩みは深い。女がそばにきて、鳥肌たっても、女と結婚しなければならない『薔薇族』の読者の結婚は、業が深いというものだ。」
 
 
 
今の世の中、ノンケの人たちの中にも結婚することのわずらわしさを嫌って、女性と結婚しない人も増えてきている。
 
ただ世間体のために、親や、家族のために地獄の苦しみに耐えて女性との結婚にふみきる必要がなくなってきた。
 
今まで独身できたけれど、50歳を過ぎて、やはり同じくらいの女性、もうセックスをしなくてもいいような女性と結婚した人もいる。誰でも50をすぎれば、1人で暮らすことは不安なことだ。
 
お互いに病気の時など、二人で助け合って生きていかなければならない。年を重ねれば、1人よりも2人のほうがいいに決まっている。これもひとつの老後の生き方かもしれない。理想としては男同士で夫婦のように住んで、お互いに助け合っていくのが最良の方法とは思うけれど……。
 
B
明治時代の絵はがき

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