三宿病院に入院することに!
伊藤さんは元気だ、元気だと人に言われる。
母校世田谷学園の同期会の世話役を20数年も続けてきた。
会場を選びチラシを作り、名簿を見て発送する作業を続けてこられたのは人を集めることが好きだからだ。
最初の頃は5、60人は集まり、先生も何人も出席してくれてにぎやかだった。
それが年を重ねるごとに出席者が減り続け、今年の同期会は、ぼくを含めて7人になってしまった。
来年の3月でぼくは86歳になるが、親友はすでにこの世にいない。
ぼくは内臓が丈夫なのか、胆石の手術で日航機が、山中に墜落した年に入院したぐらいだ。
12年ほど前には左膝に人工膝を入れる手術で1ヶ月ほど入院したこともあった。
86歳にもなると、あっちこっちが老朽化してくる。
一番困るのは耳が遠くなってきたことだ。
「文ちゃんと語る会」でも小さな声でしゃべられると、全く聞こえない。
会を始める前に、大きな声でしゃべってくださいと断ってから話を始めている。
息子の嫁がネットで、耳がどのくらい悪くなっているかを調べてくれるところが、三軒茶屋にあるというので連れて行ってもらった。
目の検査と同じように、言葉を大きくしたり、小さくしたりして聞かせ、それに答えるという調べ方だ。
その結果はイヤホンをつけなければダメだということだ。
その値段は最低で15万円だ。
そんな高いものとても買えない。
新聞広告で「1分間で耳が聞こえるようになる」という本を買ってみたが、今探してみたがすぐに見つからない。
少し読んでみたがマッサージの仕方など、いろいろ書いてあるがとても続けられそうにない。
テレビは時代劇ばかり見ているが、字幕がついてるので助かる。
さて、いよいよ聞こえなくなったらどうしようか。
そのへんであの世へおさらばしてくれればいいが、こればかりはどうにもならない。
目は街の目医者に白内障だと言われ、東京医大の眼科を紹介してくれた。
東京医大の医者は手術しても今以上に見えるようにはなりませんよと言って、目薬を出してくれた。
その目薬を今も内科の医者が出してくれているので、1日3回使っているが、おかげさまで目の方は悪くならない。
僕の親父は痔が悪かった。
トイレが血だらけだったのを覚えている。
年をとってからは良くなったようだ。
痔は遺伝だと聞いたことがある。
悪いところだけ似てしまったのか、ぼくも痔が悪い。
便秘で便が出なくなると、人には言えないぐらいつらい思いがする。
医者から便がやわらかくなる薬をもらって長いこと飲み続けている。
飲んでいても便が出なくなることが、時たまあったが、何とかきりぬけてきた。
それがついに最悪の状態になってしまった。
便が出ないものだから、気張りすぎて、お尻からコブみたいなものが、飛び出してしまった。
痛いのなんのって。
3日も便が出ないからお腹が張ってくるし、肛門科の医者に診てもらうしかないと、息子の嫁がネットで肛門科の医院を探してくれた。
太子堂のゴリラビルのまん前にあった。
診察してもらったら、入院して手術するしかないと言われてしまった。ショック!
確か自衛隊の病院だと思うが、三宿病院を紹介してくれた。12月6日(水)に入院することに。どんな手術をするのだろうか。
こんなことブログに書いたって、若い人には理解できまい。
86歳になってみなければわかるわけがない。
さて、どうなることか。
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