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2018年2月10日 (土)

バイセクシュアルってなあに!

『LGBTってなんだろう=からだの性・こころの性・好きになる性』(合同出版株式会社刊)
 
ぼくが購入した本は、2016年4月5日・第4刷発行とある。いまは何度も増刷されているだろう。
 
「LGBT」という言葉は、だれが考えてつけたのかは知らないが、最近とくに目につく言葉だ。
 
企業でも知らないではすまされないから、講師を招いて講習会を開いているようだが、この言葉を的確に話せる人はいないだろう。
 
最近、話題になった岩波書店刊の広辞苑(第7版)が解説文に誤りがあったと、訂正した解説文とともにお詫びをサイト上で謝罪している。
 
広辞苑が間違うぐらいだから、LGBTを短い言葉で解説するのは難しい。
 
LGBTを巡っては、当初、「多数派とは異なる性的指向をもつ人々としていた。しかしT(トランスジェンダー)は、体の性別を自認する人を差す。
 
自らの性別をどう認識するかという「性自認」についての説明がなく、誤りを指摘する声が上がっていた」(2018・1・26毎日新聞朝刊)
 
この合同出版株式会社の著者は、みんな若い人ばかりで、ネットや携帯電話などなかった時代、ゲイの人や、レズビアンの人たちがどんな生活をしていたか、知る由もない。
 
参考図書の中に、1971年に日本最初の男性同性愛者を対象にした『薔薇族』のことなど無視されている。ましてやぼくの著書のことも。
 
 
 
「バイセクシュアル」について書いてみよう。
 
男も女も同じように愛することができる人。そんな人っているのだろうか?
 
『薔薇族』が創刊されたのは、今から49年前の1971年のことだ。
 
その頃は「ゲイ」と言わず「ホモ」「オカマ」と呼ばれていた時代だ。
 
書店で書いにくいので、下北沢の自宅まで買いに来る人が多かった。自分から「ぼくはゲイです」という人はいない。
 
「ぼくはバイセクシュアルです」という若者が多かった。
 
かっこよく聞こえるし、ゲイの人の逃げ場になる言葉だった。
 
50年も前の日本の社会では、女性は25歳を過ぎて結婚しないでいると、「売れ残り」と悪口を言われ、男性は30歳を過ぎて結婚しないでいると、「あの人、少しおかしい、ホモでは」と言われてしまう。
 
両親は早く結婚して、孫の顔を見たい、おせっかいな人も多かったから、お見合い用の写真が持ち込まれてくる。
 
会社の上司も結婚話を持ち込んでくる。
 
結婚していないと、出世の妨げにもなった。
 
女性もその時代は、勤め先が限られていたから、男性と結婚し専業主婦にならざるを得なかった。
 
昔の男性はよくもがまんして好きでもない女性と、セックスしたものだ。
 
結婚式の当日新郎がいなくなってしまったという話を聞いたことがある。
 
どうしたら女性とセックスができるかの方法を雑誌にも書き、電話でもくわしく教えたものだ。
 
女性がそばに寄ってくるだけでも、鳥肌だってしまうような人は、どう考えても結婚生活は無理だ。
 
今の世の中、結婚しない男女が増えているから、いい時代になったものだ。
 
テレビによく出てくる女性が、50代になって老人と結婚したという話。
 
籍を入れなくても一緒に暮らすだけでも心強いのでは。
 
ぼくも病気になって、家族のありがたみを実感したぐらいだから……。
 

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