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2018年3月31日 (土)

喫煙者よ怒れ!

『週刊朝日』の昭和24年2月4日号には、「タバコが嫌いになる薬」と題するコーナーがある。
 
ぼくはまったく煙草を吸ったことがないから、煙草を吸う人がどんなに迫害? されようが関係ないことだが、煙草屋の前で数人の人たちが悪いことをしているわけでないのに、後ろめたいように吸っている姿は、なんともあわれだ。
 
煙草の箱には、煙草の害が印刷されている。そんな商品って煙草しかない。戦前から煙草の害を訴えている学者がいたようだ。
 
「タバコが嫌いになる薬、禁煙薬はあるかしら? 50年ほど前、ロンドンでエー・ジー・ウッドが「C療法」というのを初めて発見した。
 
これは200の錠剤を3日間にのんで、タバコの味を悪くさせる方法だが、特に暗示の効果のある人以外、さほど効き目はなかった。(中略)
 
わが国では、禁煙同盟理事長・岡田道一医博が、昭和15年頃「禁煙水」(硝酸銀溶液)と命名したうがい薬を販売したことがあり、一時はかなり売れたが、すぐにダメになってしまった。
 
一日に二、三度うがいをすればいいわけだが、結局は本人の意志力がモノを言うのだった。
 
 
 
終戦の翌年、東京中野で配給小麦粉による5千人の中毒事件があったとき、中毒患者でタバコをすえなくなった人がいた。
 
小麦粉に混ざっていた毒物に、タバコを嫌いにする成分があるのではないか。それを純粋培養して、ニコチン中毒脱去剤を作れば、人々から感謝されることだろうと考えた推理作家もいた。
 
禁煙論者らの長年の煙煙運動にかかわらず、喫煙者の数は、いよいよ増えていゆく。ことに戦争は喫煙の風をさらに普及させる。
 
戦後の著しい特色は、女性喫煙者が増加したことで、現在、アメリカでは全婦人の3割が喫煙しており、わが国でも次第にその数に近づきつつあるという。
 
「生理上、優生上、育児上、美容上の影響を思うと、女性の喫煙は自殺的行為だ」(岡田道一医博談)と警告される一方、専売公社は「タバコ娘」に「タバコくじ」と、宣伝普及に大わらわ。
 
ご時世は嫌煙薬どころではなさそうである。」
 
 
 
これを記事にした記者も、書いてもどうにもならないと、サジを投げたような書き方だ。
 
若い人は知るよしもないが、「モクひろい」を商売にしていた人がいた。
 
細くて長い竹ざおの先にくぎをみがいてとがらせたものをつけて、線路上に捨てられているタバコの吸いがらを集め、英語の辞書の紙を使い、くるくるとまいて(器具があった)それを売っていた。
 
路上を歩きながら煙草を吸うのは、違反だが、まだまだ歩きながら吸っている人は多い。
 
 
 
さて、オリンピックまでには、レストランや居酒屋でも煙草を吸えなくなるのだろうか。
 
喫煙室を作れない小さな居酒屋で、タバコを吸えなくしてしまったら、お客がへってしまうだろう。
 
わが家にもヘビースモーカーがふたりもいる。ぼくの女房と息子だ。最近、高1の孫がうるさく嫌がるようになったので、テラスで吸うようになった。
 
花粉もとんでいるし、放射能だって目に見えないから、とんでいるかも知れない。
 
 
 
毎日、時代劇を見ているが、「鬼平犯科帳」などは、キセルでタバコを吸うシーンが大事で、なくすことはできない。
 
無理にタバコをやめさせてしまったら、ストレスがたまって、どうにもならなくなってしまう。
 
吸いたい人には吸わせておけばいいのでは。タバコのみがあまりにもかわいそうだ。
 
喫煙者よ、怒れ!
 
 
※コメントを、どうぞよろしくお願いします。

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コメント

これは自分の感覚なのですが、うつ病等の精神的な病は禁煙が流行りだしてきてから多くなってきたような気がします。
時期が同じぐらいだったような?
個人の感覚・憶測なので根拠に乏しいですが。

投稿: メタボ兵 | 2018年3月31日 (土) 07時53分

居酒屋に関しては「酒は飲みたいけど、たばこは喫みたくない」人もいますね。住み分けができればいいのかなと思います。
ただ、最近は何かあるとすぐたばこに税金をかけているのは、良くないと思います。

投稿: | 2018年3月31日 (土) 07時31分

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