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2018年6月25日 (月)

こんな切ない恋物語が!

関西の23歳、ピーター君の「人生薔薇模様」への投稿文。
 
 
 
「僕の大好きな会社の先輩が、やはり先輩の彼女と結婚してから1ヶ月が過ぎようとしていたある日、先輩から飲みに行かないかと誘われた。
 
もちろん僕は喜んでついて行った。
 
犬のような尻尾があれば、ちぎれるほど振っていただろう。
 
しかし、その尻尾は駅の改札口を出たとたん、踏みつけられてしまった。
 
僕の目の前に、1ヶ月ぶりの先輩の奥さんが、やさしい目をして立っていたのだ。
 
顔は少しやせたようだが化粧していないからか、つやつやした肌をしていた。
 
「おひさしぶりです」
 
と挨拶をしてちょっと先輩の方を見ると、さきほどとは打って変わって、不機嫌そうな表情で遠くの方を見ていた。
 
先輩も予期しなかった<お出迎え>だったのだろう。
 
僕は作り笑いをしながら、雲から足を踏み外したような後悔の念にさいなまれ、先輩と彼女は少し離れてネオンの街を歩き出していた。
 
僕は絶海の孤島におきざりにされた気分でふたりのあとを追いかけた。
 
 
 
「話があるんだけど、ちょっといい?」
 
会社の中で、先輩が改まったようすで話しかけてきた。
 
僕はてっきり仕事の話だとばかり思っていた。
 
会議室にふたりだけで入った。入ってからシステム手帳を忘れたことに気づき取りに戻ろうとしたとき、先輩が口を開いた。
 
「突然なんだけど、今月いっぱいで会社をやめることになったんだ」
 
僕は呼吸することを忘れ愕然として先輩の顔を見つめた。
 
僕の激しいショック症状に事情を説明しようとする先輩も言葉を失ったかのようだった。
 
あまりにも悲しく、泣くこともできなかった。
 
もし僕が女の子だったら、先輩に抱きついて、胸に顔を埋めて泣きじゃくっていただろう。
 
しかし、僕は先輩の彼女ではなく、ただの同性の後輩のひとりに過ぎなかった。
 
「僕も一緒に連れて行ってください!」
 
そう言う勇気と自信が僕にはなかった。
 
あまりにもたくさん言いたいことがあって、何から話したらいいかわからなくなった。
 
のどをつまらせたまま、声にならない声で叫んでいるほかない僕であった。」
 
 
 
セックスばかりを描いた投稿文が多い中で、あまりにも純情なせつない慕情は胸を打つものがある。
 
先輩もゲイだったのか、ノンケだったのかはっきりしないが、ゲイだったら手を出していただろう。
 
こんなはかない恋物語もたまにはいいのではないでしょうか。
 
 
 
最近、ぼくのブログにコメントしてくれる人が多くなってきたのはうれしいことで、ますますいいブログを書き続けようという気持ちにさせられる。
 
「NHKの番組に出演するなんて夢のよう」というタイトルで書いた記事に、こんなコメントが。
 
 
 
奥様が話されていたお話が新鮮でした。
1日に1000通ほどの読者の手紙を奥様が回送していたとは!!
ご苦労様でした。
 
 
 
この話はオーバーなことではなく本当の話だ。
 
先妻の舞踊家、ミカが1月11日に事故死して、11月には久美子と結婚し、翌年の7月には『薔薇族』の創刊号を出してしまった。
 
久美子は若いときに宛名書きの仕事をプロとしてやっていたのだから、それが役に立ったのだ。
 
まさか読者同士の橋渡しをするなんて、不思議な因縁だ。
 
 
★週刊文春、テレビの感想コメントをどうぞよろしく
 
 
B
姉とぼく
(ブログと関係ないけど残しておきたいと)

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