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2018年7月28日 (土)

「バイセクシャル」という言葉は?

「女性を好きになって」と題して、『薔薇族』1989年12月号No.203の「人生薔薇模様」の投稿欄に、東京都・さようなら君の投稿が載っていた。
 
 
 
「僕は『薔薇族』9月号で、買うのが4冊目になります。
 
200号を機に言うのではないけれど、10月号からは買うのをやめようかと思っています。
 
別に『薔薇族』に文句があるとか、嫌になったというわけではなく、卒業しようと思うのです。
 
僕は21歳で大学生ですが、人並みに好きな人がいます。
 
とはいえその人は女性なんです。
 
まだ付き合っているとかではないんですけど、頭の中ではその人のことでいっぱいなんです。
 
もちろん、その女性は僕が『薔薇族』を買っていることは全く知りません。
 
ごく普通の男として見ているだろうし、僕にも好意を寄せてくれているようです。
 
多分、近いうちに僕はその女性に好きだということを告白するでしょう。
 
そのためにも僕は、この『薔薇族』を買うのをやめようと思うのです。
 
 
 
確かに隠れて読み続けることは可能だし、男の人とセックスしようと思えばできるでしょう。
 
でも、それは大きな裏切りです。
 
人を騙しながら普通に付き合っているなんて、僕にはとても出来ないのです。
 
「そんなことはできっこない。どうせすぐまた、この雑誌を買い始めるだろう」と、お考えになるかもしれません。
 
しかし、精一杯努力をします。
 
 
 
もともと僕自身は、バイセクシャルということは分かっていたし、女性とのセックスも経験したことがあるし、女性を好きになったこともあります。
 
反面、男性にも興味を持ち『薔薇族』を読み始めました。
 
しかし、僕自身、将来は結婚もしたいし、子供だっていつかは欲しいと思っています。
 
これをきっかけに、ホモの世界とは決別しようと思います。
 
幸い? にも、あまりホモの世界に深入りしないできました。
 
通信欄を利用したこともなかったし、2丁目や、ハッテン場にもいかず、男同士のビデオを見たこともありません。
 
このままずっと『薔薇族』を読んでいると、そういう行動にでるでしょう。
 
それがいけないとは毛頭思いませんが、将来のことを考えると読み続けることはできないのです。
 
それが僕の出した結論です。
 
そして、一つのけじめとして、この手紙を書いたのです。
 
 
 
『薔薇族』には、大変感謝をしています。
 
「自分だけが変なのか?」と悩んでいた僕を救ってくれました。
 
そして自信を持たせてくれました。
 
これからも悩んでいる人たちを励まし続けてください。
 
少なくとも僕は、ホモを異常とは思いません。
 
でも、僕はこれでさようならです。」
 
 
 
「バイセクシャル」というなんとも不思議な言葉は、このさようなら君のような人のための都合のいい言葉なのでは。
 
さようなら君の投稿を読んでみると、「女々しいな」としか言いようがない。
 
好きな女性と付き合っているわけでもなく、頭の中でいっぱいという片想いの関係でしかない。
 
告白してその結果を知ってから『薔薇族』を買うのをやめてもよかったのに……。
 
 
 
自分だけが変だなと思い始めて、『薔薇族』を買い始めたとありますが、このさようなら君、間違いなく同性愛者だと確信する。
 
さて、このあとさようなら君がどんな人生を送ったのかは知るよしもないが、この好きな女性と結婚して、子供も出来て幸せな人生を送ってほしい。
 
そうぼくは願ってはいるが、もって生まれたものは変えられない。
 
それにしても「バイセクシャル」という言葉は誰か考えたのかは知らないが、やはりなくてはならない言葉なのかも?

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