「オカマじゃないか」と言われたら!
「あなたホモ?」
「お前オカマじゃねえか?」
と、言われた時、俺はどうしたか!
そんな質問に対して、何人もの読者が答えている。
これは29年も前の話。
今だったらなんと答えるだろうか。
「僕は16歳のとき、熊本のあるレストランに就職したのですが、僕の声が優しすぎて、先輩から「お前はオカマじゃねえか?」と言われ、それがもとでみんなからよく「オカマちゃん」「オカマちゃん」と呼ばれました。
最初、僕はオカマちゃんってなんのことだろうと思って先輩に「オカマってなんのことですか?」と聞くと、先輩は笑いだして、「女みたいなのをオカマと言うんだ」と教えてくれましたが、僕はとても恥ずかしくて穴があったら入りたい気持ちでした。
それから何年かしてホモの世界を知り、「オカマちゃん」と言ってた先輩たちを、寮や、個人の部屋でおいしく頂きました。
僕にも後輩ができてからは、彼らが寝ているすきに、たくましい肉棒を頂きました」
純情な少年だったのが、数年しての大変化。
人間変われば変わるものだ。
神奈川県・一郎・30代の人からの投稿だ。
「ときどき笑いながら言われるけれど、そんなときは思いっきり大オネエになっちゃうわけ。
へんに怒ったりするよりずっといいみたい。
そうするとみんな大笑いで、他の話に移っていってしまうもの。
だから誰も僕のことをこの世界の人だとは気づいていないみたい(愛媛県・サムタイムライト・26歳)」
この人、大人だな。
変に否定したり、怒ったりしないほうが、相手は気づかないものかもしれない。
「かわいがっていて17歳の少年がいた。
きれいなおつきあいだった。
15歳のときから2年間も続いた。
たびたび泊まりにきていたけど、何もしなかった。
ところが冬休みに泊まって、床の中で手をそっと握ったとき、それまでもそのくらいは許してくれていたのに、「おじさん、ホモ?」とずばり言うじゃないか。
「まさか」と手をひっこめて、ごまかしたけれど……。
彼とも、もうおしまいか。(愛媛県・星児・43歳)」
少年愛の人ってつらいな。
相手が17歳だから、床の中で手を握ったりしたら、びっくりして反発されても仕方がないのかも。
タイミングが難しいな。
「小学生のころに、あだ名を「オカマ」ってつけられたことがありまして、幼いながらもいやな思いをしました。
今でも「ホモ」って言われるのは、べつにいやじゃないけど「オカマ」って言わると頭にきてしまうね。
俺、ファッション関係の仕事をしているんだけど、自分の服に流行を取り入れるじゃない。
88年だったら花柄の服、特にひまわりなんか、スーツに花柄のシャツなど着て友達と飲みに行ったりすると、悪酔いした人がからんでくるわけ。
「男のくせに花柄のシャツなんか着やがって、気持ちわりい。あいつ、オカマかよ」とか言ってさ。
友達もいるし最初は無視しているんだけど、あまりにもしつこいと、もう腹が立って、そのあとはケンカ。
たまにこんなこともあるね。(新潟県・TIKIDS・24歳)」
ぼくが使っている小学館刊の「国語辞典」には「オカマ」という言葉は載っていない。
岩波書店刊の「広辞苑」(第4版)には「尻の異名。転じて男色。また、その相手」とある。
今の時代、もう「オカマ」なんて使わないほうがいい。
「おかまいなし」なんていう人もいるかもしれないけれど。
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コメント
綺麗にまとめられてフフッとなりましたw
投稿: メタボ兵 | 2018年7月25日 (水) 06時55分