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2018年8月11日 (土)

同性愛は趣味ではない!

「LGBTに冷たい自民」と、2018年8月3日の朝刊の一面に大きな記事を東京新聞が載せている。
 
自民党の杉田水脈氏の「新潮45」に寄稿した抜粋が載っている。
 
 
 
「LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか。」
 
 
 
LGBTの人たちが、どれだけ世間から差別されてきたか、何も知らないのに、こんなことを言うだけでも、衆院議員としての資格はない。
 
 
 
「生きづらさを行政が解決してあげることが悪いとは言いません。しかし、行政が動くということは税金を使うということです。例えば子育て支援や子どもができないカップルへの不妊治療に税金を使うのであれば、少子化対策のためにお金を使う大義名分があります。
 
しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。
 
彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」
 
 
 
「生産性」がないというだけで、非難するのはおかしいのでは。
 
男女が結婚していても子供がいない夫婦も世の中には多くいる。
 
同性婚を認める国が多くなってきているということは、その存在を認めざるを得なくなってきているからだ。
 
セックスしなくても子供を作ることはできる。そのような人たちの存在をぼくは何組も知っている。
 
子供を作らない男同士、女同士を男女の夫婦として認めることは、先進国では当然のことになってきていて、法的にも税金を使って守るのは当たり前のことではないか。
 
 
 
「「常識」や「普通であること」を見失っていく社会は「秩序」がなくなり、いずれ崩壊していくことになりかねません。」
 
 
 
この考えもおかしい。
 
LGBTの人たちの存在がやかましく報道されるようになったのは最近のことだけど、人類が存在するようになった大昔の時代から、LGBTの人たちは同じ確率で存在していたのに、崩壊などしなかったではないか。
 
同性愛といってもいろんな人がいる。
 
『薔薇族』を30数年出し続けてきて、多くの同性愛の人たちと出会ったが、まだまだわからないことが多い。
 
生半可な知識で意見を述べるから批判されるのは当然だ。
 
 
 
自民党の谷川とむ衆院議員が、同性愛の人たちを「趣味みたいなもの」と語ったことが批判されている。
 
「趣味」とは、ぼくが使っている辞書には「なぐさみのために愛好するもの」とある。
 
自分の意志で愛好するもので、同性愛は趣味であるわけがない。
 
男が女を好きになることを趣味だと言う人はいない。それは当たり前のことだからだ。
 
本人の意志で男が男を好きになるわけはない。もって生まれたもので、死ぬまで変わらない。
 
ぼくは同性愛を趣味と考える人のことを口酸っぱくして批判してきたが、ぼくの書いた本がベストセラーになったことはない。
 
同性愛の人たちのことを理解し、知ろうとする人が少ないということだ。
 
この2人の議員さんが、こんな発言をするということは、世間の人たちが、この程度の知識しかないということだ。
 
我々がもっと努力して、LGBTの人たちのことを少しでも知ってもらうことが大切なことだ。
 
自民党のお偉方も、人それぞれ考え方が違うということで、お叱り程度で終わらせてしまうようだ。
 
同性愛の人たちがこんな時こそ大きな声を上げるべきではないか!

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