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2018年8月 4日 (土)

子供をホモに引き込んだ『薔薇族』が!

1981年10月号No.105の巻頭に『薔薇族』の編集スタッフ8人が「おなじみレギュラーから暑さにうだる皆さまにお見舞い申し上げます。夏の手紙」と題して、それぞれが書いている。
 
Img_2743
 
編集長のぼくは「3つのはなし」を今一緒に住んでいる次男(現在は46歳、当時は9歳)のイラスト入りを載せている。
 
猛暑の中を8月12日から16日まで息子がレンタカーを借りて、1年ぶりに女房の古里新潟県の弥彦村にある別荘に行くという。
 
ぼくは7年ほど前に運転を止め、車も手放してしまった。
 
それまではどれだけ、ぼくが運転して弥彦村に行ったことか。
 
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「8月の11日から14日まで、女房の田舎へ次男坊(9歳)を連れて、ぼくの運転で行ってきます。
 
いつも息子と仲の良い友達も連れて行ったのですが、不思議なことに帰ってくると仲が悪くなってしまうのです。
 
一緒に生活すると、お互いに嫌な面を見てしまうからでしょうか。
 
これは考えさせられる問題です。
 
それにしても、弥彦っていいところですよ。
 
 
 
昨日、高校1年の母親から電話で、ぼくを殺してやりたいと言うのです。
 
中年のオヤジさんから送られてきた、モノスゴイ手紙を母親が読んでしまったのです。
 
子供をホモに引き込んだ『薔薇族』がにくいというのです。
 
未成年者に手紙を出すときは、必ず親に読まれるということを考えて出して欲しいのです。
 
一人っ子で女の子のように育ててしまった自分が悪いのに、責任を他人に、転嫁するのはどんなものでしょうか。
 
警察に訴えたというから、この中年のオヤジさん呼びつけられるでしょうが、未成年者との交際はよくよく考えてからにしてください。
 
ぼくが殺されてしまうから……。」
 
 
 
池袋に住む38歳の人からの手紙。
 
 
 
「以前から『薔薇族』が欲しかったのですが、度胸がなくて書店の目が気になり、本屋にも行けない情けない男です。
 
ところで先日、池袋の東口の洗面所に、きれいな袋に入って『薔薇族』『さぶ』『アドン』と3冊、きちんと置いてあるではありませんか。
 
びっくりするやら、嬉しいやら、私の欲しい雑誌が置いてあったのです。
 
それで早速、通信欄を見て手紙を出すことにしました。
 
自筆でということで、僕はイラストが書けないから、息子との合作です。
 
2代目を継いでくれるといいのだけど。」
 
 
 
文字は37年前と今とでは、ブログを書き続けているお陰か、今の方が多少はうまく書けるようになっている。
 
9歳の息子が今は46歳、女房と息子の嫁と高1の孫と、5人で息子の運転で弥彦村に行くことになるとは。
 
年はとりたくないものだ。
 
9歳の頃の息子は可愛かったけど、『薔薇族』は廃刊になってしまったし、2代目も継ぐどころではない。
 
これも時代の流れで仕方がないか。
 
今では息子とは一緒に住んでいるのに、必要なことしかしゃべらない。
 
孫とは友達のようによくしゃべっているし、嫁ともよくしゃべっているから、それでいいのかもしれない。
 
それにしても別荘なんか建てるものじゃない。
 
今となっては1年に数回しか行けないのでは、ホテルに泊まったほうがよっぽどいい。
 
誰か住んでくれる人いないかな。
 
それとぼくがおしゃべりする場を作ってくれる人も。
 
昭和の時代のゲイの人たちの悩み、苦しみはぼくが一番よく理解しているから!

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コメント

 必ず親に読まれるということは、薔薇族誌上に予め載せるべきです。あとから言ってもだめです。

 一人っ子で女の子のように育ててしまったというのは、関係ありません。生まれたときから、精神的には女性なのです。それがゲイということなのです。このころは、伊藤さん自身も基本的な知識がなかったようですね。

 警察に訴えたといっても、相手の読者の人は何も悪いことはしていませんから、何が問題なのでしょう。それより、伊藤さんが自分の雑誌の読者に対して、「この中年のオヤジさん」と、ひどい言い方をしているのが気になります。( そんなふうに読者を思っていたんだ。)中年といっても、80歳から見たら若者です。

 また、いつもの少年愛を売り込んでいる言葉と、『未成年者との交際はよくよく考えてからにしてください』という言葉は、つじつまが合いません。

投稿: | 2018年8月 6日 (月) 23時52分

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