ハッテン場で親父に会ってしまったら!
藤田竜さんのとんでもない暗黒アンケート、こんな企画を考える人は他誌にはいない。
「発展場での幸不幸」
1991年2月号・よくまあ読書は、アンケートに恥ずかしい話を聞かせてくれたものだ。
「短髪で色の白い、運動部ふうのガッシリ兄ちゃんを茂みの中に追っていって声をかけた。
そんなに乗り気ではなかったみたいだけど、強引に体をまさぐってキスしたら、舌を入れてきた。
なかなかいい体で毛のないスベスベの肌が気持ちいい。
ズボンの中に手を入れたらもう湿っていた。
でも濡れかたがちょっと異常。
嗅いでみたらそれがツバの匂い。
じゃあっていうんで、尻の方に手を入れたら、そこも何やらズルズルと濡れていた。
それはもちろんアレの臭いがした。
クソの臭いも混じっていた。
ガニ股で歩いていたのはそのせいだったのかと、納得すると同時に、急にその気がなくなった。
可愛かったけど、あんなにハデにやってる学生もいるんだね。(埼玉県・兄ちゃん・36歳)」
ぼくにはなんともコメントできないな。
「上野の映画館での出来事、後ろから羽交い絞めにされてマラをしごかれているうちに、絶頂を迎えてドクン、ドクンとミルクを出したところが、椅子に座っていた人の襟首。
でもその人はハンカチで自分の首を拭いてから「気持ち良かったかい」と言って、そのハンカチを手渡してくれた。
私は「ごめんなさい」と謝っただけで、名前も聞かなかったことを、今でも悔やんでいる。(神奈川県・マラ好き)」
お仲間だけの専門館だから、いろんな人がいて、普通なら怒り出すだろうが、こういうイキな人もいたのだろう。
「かなり混雑していた電車の中で、ふいにボッキして困りました。
後ろに立った人がチカンしてそうで、してなさそうだったんです。
その時は何もなく、目的のハッテン場のトイレまで向かいました。
好みの若い子の隣に立ってチンポを出したら、電車でもれていた先走りと、半包茎の皮に挟まれた何本もの陰毛で、情けない形になってしまっていたのです。
隣の子と一瞬目があったけれど、あとは想像に任せます。(東京・秋空・29歳)」
いろんな悩みがあるものだ。
竜さんはこんなコメントしている。
「ボッキしたチンコの先が陰毛でひっついているのを、1本、1本ていねいにはずしてやるのって好きだなあ。ぼく、至福の時。」
こんな楽しみ方もあるんだ。
「勇気をだして3回目のサウナにトライ。
そこでなんと「毛ジラミ君」をもらってしまった。
これが噂に聞く、毛ジラミかあ〜、と、観察したけど、カユミが並じゃない。
結局、全部の毛を剃ってツルツル。
銭湯なんて行けないから、コインシャワーで体を洗っています。
生え揃うまであと何ヶ月かかるか。
病気持ちの男、サイテー!(東京・ジュン・26歳)」
一時毛ジラミが大流行したことがあった。
日本には毛ジラミなんてなかったのに、東南アジアの方に遊びに行った人が持ち帰ったもののようだ。
『薔薇族』でも毛ジラミ退治の大キャンペーンを繰り広げたことがあった。
そう「スミスリンパウダー」という粉ぐすりを宣伝したものだ。
「深夜のHサウナで大学の先輩にばったり会った時は、本当にびっくりした。
キャンパスで会うたびに妙に意識してしまう。(東京・JB大・21歳)」
次回は感度的な美しい話を紹介します。お楽しみに。
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