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2018年11月 3日 (土)

「孤立死」『薔薇族』の読者の顔が!

月日の過ぎゆくのは早いものだ。もうそろそろ年賀状を書く準備をしなければ。

 

今年も300枚を越す年賀状を手書きで書いたが、何通か戻ってくるものがある。亡くなられてしまっているのだろう。

 

 

 

ぼくがよく通っている「織部」下北沢店には、日本経済新聞と朝日新聞が置いてある。

 

この新聞を読む人は、お客さんの中で数名だろうが、本店の会長さんが2紙を置くようにと言ったそうで、息子の店長さんがその言いつけを守っている。

 

ぼくは経済的な理由で東京新聞しかとっていないので、2紙を読むのを楽しみにしている。

 

日本経済新聞は株など買ったことがないぼくでも、世の中の移り変わりを知ることができる。

 

2018年1022日(月)の日本経済新聞にこんな記事が載っていた。

 

「孤立死した男性の住居を片付ける遺品整理業者の作業員(都内)」とあり、ダンボールの箱を広げて、遺品を片付けている2人の男性の姿がカラー写真で載っている。

 

見るだけであわれさが漂ってくるようだ。

 

見出しには「都会の片隅で「孤立死」」とある。

 

 

 

「誰にも気づかれることなく死亡する「孤立死」。

 

高齢者の単身世帯の増加に伴い、孤立死を生むリスクも高まる。

 

職場を引退して親類、友人とも疎遠になり、いつの間にか都会の片隅で忘れられる――。

 

ある高齢者の死の現場は、問題が多くの人の身に降りかかる可能性があることを改めて教えてくれる。」

 

 

 

この記事を読んで『薔薇族』の読者のことが頭に浮かんだ。

 

ゲイの人は結婚しない人が多い。

 

それに親類や、兄弟などと付き合わない人も。

 

今年亡くなった方で、『薔薇族』に多大な貢献をしてくれた人がいる。

 

大阪出身の方でお妾さんの子だ。

 

紅白歌合戦が始まった頃、優勝して歌手になるために東京に出てきたが果たせず、広告代理店などに勤めていたようだ。

 

なにしろ器用な方で、小説も書き、イラストはさまざまな描き方が出来、小説の挿絵をどれだけ描いてくれたことか。

 

映画が好きで週に何本も観ていたようだ。

 

労働組合の雑誌の編集を引き受けていて、映画評論も毎号書いていた。

 

ゲイの映画がくると、ぼくに教えてくれて試写会に何度も連れて行ってもらったこともある。

 

 

 

この人、警察官が好きで、若い警察官に料理を作って食べさせるのが趣味だった。

 

ぼくより年上だったが、よく歩く人で健康だったのに病気になったと電話があった。

 

自分を生んでくれた母親は、お妾さんで、その母親のことを何年もかけて書き直し、書き直ししては仕上げた。が、今の時代、無名の人の小説を本にしてくれる出版社はない。

 

ぼくの本を出してくれた出版社に頼んだがことわられてしまった。

 

 

 

65歳以上で一人暮らしする人の割合は今後厚みを増すことが予想されている。

 

65歳以上の高齢者で一人暮らしをしている人の割合は1990年時点では男性が5.2%、女性が14.7%だった。

 

それが2015年には、それぞれ13.3%と21.1%に上昇。

 

40年は男性20.8%、女性24.5%になると推計される。

 

 

 

ゲイの人の一人暮らし率は高いだろう。

 

雑誌がない今では、一人暮らしのゲイの老人に呼びかけるすべがなく、ブログも老人は読んでくれていない。

 

あの人、この人と読者の顔を思い浮かべるがどうすることもできない。

 

どうしたらいいのだろうか。

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