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2019年1月21日 (月)

長い人生で出会った心に残る人たち!

2019年、今年も300通に近い年賀状が送られてきた。
 
「人生は旅 その旅で会ったひと」
 
これは父の川柳だが、87年という長い年月の間に、多くの人との出会いがあった。
 
年賀状だけのお付き合いの人もあり、一度は会ったことがあったのだろうが、お顔さえ思い出せない方も多い。
 
しかし、心のこもった言葉を書き添えてくれている方もいる。
 
 
 
10数年前に四谷シモンさん(人形作家)が本を出されたときに、新宿のバアでお祝いの会があった。
 
そのときに、お会いしたのが澁澤龍彦さんの奥さま、龍子さんだ。
 
先妻の舞踊家、ミカが『オー嬢の物語』を舞踊化した折にお世話になったお礼と、貝がらの話を書いて年賀状を出した。
 
まさか覚えていないと思ったが、賀状が送られてきたではないか。
 
 
 
「お元気な御様子、何よりでございます。
 
昨年は澁澤没後30年のイベントがすべて終わり、気がぬけたのか、ちょっと体調を崩していましたが、今年は『高丘親王航海記』が、笠井叡さん(ミカと同じ頃、活躍していた舞踊家)の舞踏になったり、近藤ようこさんのマンガになったり楽しみです。」と記されていた。
 
ぼくの手許に置いてある貝がらが、より一層美しく輝いているように見えた。
 
 
 
ぼくが平成5年にオープンさせた女房の古里、弥彦村の「ロマンの泉美術館」、東京からいろんな方を招いてイベントを何度も開いたが、いつも参加してくれた新潟市に住む詩人の松井邦子さん。
 
「月光の中で」と題して「何故、こんなところにこんな建物が? 私は目を見張り、息をのんだ。足が震えるような驚きだった。」と書いてくれた。
 
「華やかなドレスの出番がなくて泣いております。」と。
 
新潟の女性たち、美術館でのイベントにみんな着飾って参加してくれた。
 
そんな場所が新潟にはない。
 
時折閉館している美術館をそっと見に行っておりますと、書き添えてあった。
 
 
 
茂呂亜弥さん、「文ちゃんと語る会」に参加してくれて知り合った女性だ。
 
亜弥さんがぼくのブログのすべてを紙焼きにして送ってくれたので、その中から選び出して一冊の本にすることができた。
 
彩流社刊『やらないか!』早稲田大学教授の丹尾安典先生が「元気を出して行動を起こせ! 下北沢のオッチャンの新刊を推す」と、オビに推薦文を寄せてくれた。
 
亜弥さん、タイに指圧の修行に行った折に知り合った男性と結婚し、赤ちゃん(真奈さん、1歳)が生まれ幸せに暮らしている。
 
「文學さんにお会いしたいです。
 
私が生きている間、ずっとお元気でいてほしいと、いつも願っています。」
 
泣かせるではないか。
 
 
 
神戸に住むアルフォンス井上さん。
 
澁澤龍彦さんが名付けたと聞いている。
 
日本一、いや世界一の銅版画家だ。
 
この人に蔵書票を描いてもらいたいと、お願いしても、何年も待たなければならないようだ。
 
「伊藤文学のひとりごと、ずっと続けてください。拝見しています。「文ちゃんと語る会」に参加できれば良いのですが。目下作品の「レゾネ」に取り組んでいます。」
 
うれしい話ではないか。
 
神戸に行った折と美術館に来てくれたときに、お会いしただけなのに……。
 
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アルフォンス井上さんの年賀状
 
 
 
東京大学院教授の木下直之先生、今年の3月で定年退職される。
 
「今年の目標は、次の本『猥褻論』に向けてスタートを切ることです。「文ちゃんと語る会」にお邪魔します」
 
とにかく変わった先生だ。
 
講義を聞きに行きたいものだ。
 
猥褻には負けないぼくだから……。

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コメント

猥褻好きなのは人間である証拠です。平和の基本も猥褻から。夫婦円満も猥褻からです。

投稿: 猥褻は人間である証拠 | 2019年1月23日 (水) 02時42分

結局、薔薇族は流行語になりましたけど、バディは流行語をパクっただけでしたね
休刊は当然かなーでもサムソン残して幕を閉じてりゃ世話ないですね
散々他誌に迷惑かけたのにね

投稿: | 2019年1月22日 (火) 01時01分

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