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2019年2月 2日 (土)

たばこを嫌うだけでなく知ってもらいたいこと!

渋谷駅から歩いて4、5分の公園通りに「たばこと塩の博物館」があったのを覚えている人は少ないだろう。
 
ここ数年、たばこの害に対しての規則がやかましくなり、オリンピックを前に、たばこを吸う人は肩身が狭くなっている。
 
ぼくはたばこを吸ったことがないから、別に気にすることもないのだが、たばこの箱に害になることが書かれている。
 
これは法律で書くことが決められているのだろうが、商品に害になると書いて売っているものはたばこだけだ。
 
吸っている人は百も承知で吸っているのだから、そんなこと書く必要はない。
 
たばこ屋の店先で後ろめたいように、たばこを吸っている人たちを見かけると、あわれに思えてしまう。
 
 
 
2003年9月6日〜10月19日まで、「たばこと塩の博物館」で、「葉巻の箱の小さな芸術・シガーラベルの世界」と題して、キューバのラベルが展示された。
 
たばこは500年以上も前から、いくつもの芸術品を残している。
 
ぼくもシガーラベルの美しさに魅せられてコレクションしてきた。
 
フランス製の19世紀に作られたブロンズの灰皿も数百個も集めたことがある。
 
「たばこと塩の博物館」の「シガーラベルの世界」のチラシには、こんなことが書かれていた。
 
 
 
「葉巻を入れた箱のふたの裏側には、「ビュー(View)」と呼ばれる美しいラベル=シガーラベルが貼られていることがあります。
 
現代のシガーラベルのほとんどは、写真製版技術を用いて作られたものですが、かつては18世紀末に生み出され、19世紀を通じて発展した石版印刷技術を駆使して制作されたシガーラベルが主流を占めていました。
 
とくに1890年代から、1920年代にかけて制作されたキューバや、アメリカ合衆国のシガーラベルは、当時絶頂期にあった葉巻産業を象徴するかのような、豪華で華麗なものが多く見られます。
 
ラベルに描かれた内容は、葉巻の銘柄を記しただけのシンプルなものから、有名な人物の肖像、風景、動物、あるいは葉巻の愛用者が主に男性であったことから美しい女性が描かれたものなど、非常にバラエティーに富んでいます。」
 
 
 
葉巻は高価なものだけに、より豪華に見せるために、マホガニーの木箱に束にして入れられていて、その箱の裏側にラベルが貼られている。
 
印刷に金箔を多く使っているので長い年月が経っているのに、その輝きは今も変わることはない。
 
たばこが生み出した芸術は、シガーラベルだけではない。
 
女房の古里の新潟県弥彦村に車で行く途中に、燕三条という町があり、そこにキセルやたばこ盆などを展示した美術館があった。
 
それは見事な細工が職人の手によって作られ、すばらしい芸術作品になっていた。
 
清水次郎長が愛用した、たばこ盆も飾られていたが、今は時代の流れで閉館になっているようだ。
 
 
 
とにかくぼくは昭和30年代、40年代に製作された時代劇にとりつかれて、午前中は何作品かを見ている。
 
池波正太郎原作の「鬼平犯科帳」「剣客商売」「江戸の旋風」などは何度見ても飽きることはない。
 
「鬼平犯科帳」の監督、高瀬昌彦さんと友人になってから、吉右衛門主演の「鬼平犯科帳」を見続けているが、名作揃いでもう二度とこのような作品は製作できないだろう。
 
鬼平が劇中でキセルできざみたばこを吸うシーンは、文章で言えば句読点のようなものでなくてはならないものだ。
 
時代の流れでたばこを規制するのは仕方がないが、たばこが生み出したいい所も知ってもらいたいものだ。
 
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19世紀のブロンズの灰皿
 
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キューバのシガーラベル

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