貼るカイロの効用を広げたい!
東京は春のようにあたたかい日があると思うと、また寒い日に戻ったりはするが、比較的に晴天の日が続いている。
北海道の札幌に住む須賀裕子さん、ご主人は古本屋さん(店を持たずにネットで古書を売っているようだ)で、古本業界のことを本にしたりしている方で、古書の業界では名の知られている方のようだ。
その方の女房の裕子さんと、どうして知り合ったのかは忘れてしまっているが、ぼくのブログを読んで手紙をくれたのがきっかけだろう。
かなり以前から年賀状だけのお付き合いだが、北海道のじゃがいもを送ってくれたこともあった。
心臓病の手術で32歳で亡くなった妹の亭主が本好きで、札幌の古書店のご主人を訪ねて呑み明かしたという話を妹から聞いたことを覚えていたので、昨年の大晦日に草薙実くんが80歳で亡くなったということを葉書で知らせた。
草薙実くんのことは何も書いていなかったが、その返事が送られてきた。
「暖冬という予報にそぐわず、今年の冬は例年にも増して、かなりの寒さでうっかり冬眠などしてしまいそうです。
電気毛布では足りず、湯たんぽなど抱えて寝ていますが、カイロは盲点でした。
教えてくださってありがとうございます。
年を経るごとに冬越しもきつくなってまいりましたが、暖かいお気遣い本当におそれいります」と。
文中にあるカイロのことをブログを読んでくれている皆さんに知らせたかった。
このカイロのことは、ぼくが常連で通いつめているカフエ「つゆ艸」のママ、由美さんから教えてもらって、去年の冬から実行して、寒さ知らずで夜を過ごしている。
この製造会社からお礼をもらっているわけではないが、製造元は「アイリス・ファインプロダクツ株式会社」。
30ケ入で、600円ぐらい。
箱には「衣類に貼るタイプ・カイロ・ぽかぽか家族・日本製」と書いてあり、その効用は「足腰の冷え・通勤通学・屋外作業・レジャー・スポーツ観戦」とある。
これから皆さんに、付け加えたい偉大な効用をお知らせしたい。
夜、床に入る前にシーツの上に1枚、ちょうど寝たときに足の部分が当たるところに貼っておくだけのことだ。
このカイロ、持続時間が12時間とあるから、朝、目が覚めるまで、ふとんの中は適度なあたたかさを持ち続けるスグレモノだ。
朝、目が覚めたら今度はパジャマから着替えたシャツの上に貼っておけば、腰が昼すぎまでぽかぽかしていられる。
札幌の寒い中で寝ている古書店の女房の裕子さんが、その布団のあたたかさに驚いているぐらいだから間違いない。
シーツに貼る効用が広まったら、この貼るカイロ、売上が上がること間違いなしだ。
シーツに貼るのだから、ヤケドの心配はない。
ただし、薄いパンツの上に貼ったりするとヤケドをすることがある。
ぼくもヤケドしたことがあるからご注意を!
一日のポルノショップの売上が、250万、年商8億もあったというゲイ雑誌『Badi』が3月号で休刊ということになったようだ。
人もこの世を去ったときに、その人の評価がわかるというものだ。
雑誌もその通りだ。
『Badi』が消えたからといって、惜しむ読者は誰ひとりいない。
マスコミもどこも取り上げない。
月刊『サイゾー』の3月号、「伊藤文学の薔薇族・回顧譚」だけが、『Badi』の功績を高く評価している。
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