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2019年4月 6日 (土)

「LGBT」は性的少数者ではない!

最近、マスコミの間でも「LGBT」なる言葉がよく使われるようになってきた。
 
しかし、その言葉の下にカッコされて、必ず「性的少数者」と記されている。
 
「性的少数者」と書かれると、ゲイの人や、性同一性障害の人たちに対して、あわれみのような言葉ともとれる。
 
成蹊大学非常勤講師の石田仁さんの著書『はじめて学ぶLGBT・基礎からトレンドまで』の序文に「「LGBT」とは、性的少数者(性的マイノリティ)の中の、代表的とされる人々の頭文字(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)をとった言葉。「LGBTについて学ぶ」ということは、たしかに「少数者について学ぶ」わけですが。その学びは同時に、多数者(マジョリティ)とは「誰」であり、多数者であることは「どういうこと」なのかについて学ぶことにもつながっています」と、ご自分がゲイであるのに「性的少数者」と認めている。
 
ぼくはアメリカのロスアンジェルスでのゲイパレードに3度、サンフランシスコでのゲイパレードに1度、オープンカーに乗って日本を代表してパレードに参加している。
 
サンフランシスコでは、知事にもお会いしロスアンジェルスのゲイパレードでは市長にも市長室を訪れてお会いしている。
 
そんなことができたのは、アメリカの人たちは一番最初にゲイ雑誌を創刊させたぼくへの尊敬の念を持っていたからだ。
 
それとなによりもアメリカを代表するゲイ雑誌『フロンティア』のオーナーであり、編集長でもあるボブさんと親しくなれたからだ。
 
ぼくは英語をまったくしゃべれないが、長くロスに住んでいる日本人とアメリカ人のカップルが通訳をしてくれたこともあるが、ボブさんは、目を見れば心は通じると言ってくれた。
 
何十万人という人たちがパレードを応援するために沿道を埋め尽くし、パレードに参加する団体の数も大変な多さで、街をあげてのお祭りだ。
 
沿道を埋め尽くす人たちも、ぼくのことをあたたかく迎えてくれた。
 
欧米ではゲイの人たちのことを「性的少数者」などと呼ぶ人はいない。
 
そんな言葉は日本だけだ。
 
ボブさんとアメリカの大統領が握手している写真を送ってくれたこともある。
 
アメリカではゲイの人たちの応援なくしては大統領選挙に勝てないとまで言われている。
 
確かに「性同一性障害」の人たちの数は少ないかもしれないが、成人男性の中での6.7%がゲイと言われているから、その数は300万、いや400万人にもなるだろう。
 
レズビアンの女性たちの数もいれれば大変な数になる。
 
日本でのキリスト教のカソリック信者の数は30万人ぐらいと聞いたことがある。
 
ゲイの人が団結すれば、参議院議員の選挙にも勝てるに違いない。
 
 
 
洋泉社の新書で入江敦彦著『ゲイ・マネーが英国経済を支える!?』その帯には「18兆円超を新たに生み出したピンクポンドとは? 日本ではまったく報道されない英国の「どんだけえ〜」な同性愛市場。経済を活性させるその市場に注目せよ」とある。
 
日本で誰も口にしないし知らないが、ゲイ産業の売り上げはすごい金額になるだろう。
 
ゲイホテル、ゲイポルノショップ、ゲイバアなどの売上は莫大だ。
 
新宿2丁目のポルノショップの年商が8億円を超えたという。
 
ゲイの世界を「性的少数者」などと、あわれみの目で見られることはない。
 
ぼくは『薔薇族』を創刊させてからずっとゲイは異常でも変態でもないのだから、堂々と明るい太陽の下を歩こうと叫び続けてきた。
 
「性的少数者」なんてもう言わせないぞ!

 

B

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