少年愛者は「人間のクズ」か!
「私は38歳の公務員、小学生ぐらいの男の子が大好きです。一昨年ごろでしたでしょうか、通勤の途中でランドセルを背負った可愛らしい男の子とよくすれ違うようになりました。
小学校3年生ぐらいでしょうか。私はその子を見るのが楽しみになり、その子が登校していく姿を見られるように時間を合わせて出勤するようになりました。下校時間を見計らって、その子を待ち伏せして家を確かめたりもしました。表札を見て苗字を知ることもできました。
この春からは進級して、4年生か、5年生ぐらいになったことだろうと思い、あと3年ぐらい彼の可愛い少年時代を見て楽しむことができるだろうと思っていました。ところが先日、私は彼が学生服を着て登校していく姿を見ることになったのです。
そう、まだ小学生だろうと思っていた彼はすでに中学1年生になっていたのです。昨年1年間、私は彼を小学3年生か、4年生ぐらいだろうと思って見ていたわけですが、そういえばそれぐらいの学年にしては彼は背が高く、また2、3回、彼の声を聞いたことがありますが、すでに声変わりが始まっているようなキーの低い声でした。幼くて可愛らしい顔つきが、私に彼を実際の年齢より年少に見せていたのでしょう。
それにしても可愛い子です。ちょっと特徴のある顔つきの子なのですが、その顔がとても魅力的なのです。でも、彼の可愛い少年時代は、もうあと僅かだと思います。じきに彼は少年から脱皮して、たくましい青年へと成長していくことでしょう。
でも、私はもっと彼の少年時代を見ていたかった。もっと早く彼と出会っていればよかったと思うことしきりの私のこのごろです」
ペンネーム、岩手県の「少年フアン」からの21年も前の手紙だ。
ところがこの「少年フアン」のような少年愛者の人のことを「人間のクズ」だと決めつけた文章を載せている某雑誌があったので、無視しようとは考えたのだが、言うべきことは言っておかなければと書き始めた。
紺野遊児という方の文章だ。
紺野さんもゲイだと思うのだが、成人の男性を対象とするゲイの人は、少年愛の人を嫌う。
『薔薇族』のスタッフの人たちもそうだったが、ぼくは反対を押し切って「少年の部屋」のコーナーを作ったりした。
「お願いだから少年愛者は、自分のことをホモだとか、ゲイだとか言わないでほしいんですよね。
ものすごい迷惑なんです。同性愛者と少年愛者っていうのは、その成り立ちも、性質も脳の構造も、心理学的な位置も、全く違うんです。
それに世間一般でいう、いわゆる「同性愛者の犯罪」の90%以上が「少年愛者」によるものだということがあります。」
紺野遊児さんの言われるとおりで、18歳以上の成人の男子と付き合っても罪にはならないが、18歳以下の少年に手を出してしまえば罰せられてしまう。
『薔薇族』のスタッフで少年愛者の稲垣征次君をぼくは、他のスタッフから毛嫌いされているのを知っていたが、廃刊になるまで守りきってきた。
何度も書いているように、少年の好きな人は生まれつきで、趣味で少年を好きになったわけではなく、自分の意志では変えられない人たちだ。
岩手県の「少年フアン」のような人は、20数年経った今でも同じような数の人が存在し、同じような想いで少年に接しているだろう。
どんなに法律で規制しても、こればかりは変えられないのだ。
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コメント
少年少女愛に関連したような死刑の確定がありましたね。
投稿: | 2019年5月24日 (金) 09時23分
ホモの雑誌での大成功を、少年愛でもう一度と夢見ていませんか
投稿: | 2019年5月24日 (金) 09時14分
伊藤さんの訴えが伝わらない読者がいるのが残念なところだ。
少年愛はなりたくてなったのではないから仕方がないのだが、だからといって実行に移し少年の心を深く傷つけて良い訳がない。子供が痴漢されることを望んでいるわけがなく、痴漢される少女が怯えながらじっと耐える姿と同じではないだろうか。ウリ専ボーイのおとぎ話を真に受ける、恐ろしい読者がいるものだ。
それが少年愛の普通にある話なのであれば、少年愛は忌み嫌われ、世間から憎まれ敵対視され、攻撃されても文句が言えない。伊藤さんはそんなことのために書いたのではないであろう。
私が云いたいことは『どんな世界にもバカはいる』ということである。
読解力のないバカはチラシの裏に鉛筆で感想を書いていればよい。
投稿: | 2019年5月23日 (木) 20時44分
少年愛の男性は実に多く、大多数の男性がそうだと考えても差支え無い。普通の一般男性にも可愛い男の子は大人気です。可愛い男の子は電車での痴漢にも頻繁にあいます。
そんな男好きする可愛い男の子当事者との付き合いが多いからこそ断言出来ますね。
少年愛とは実に普通に有る話です。
投稿: 少年愛の男性は実に多い | 2019年5月22日 (水) 22時20分
21年前のお話であればセーフかもしれませんが、今の時代に待ち伏せして後をつけ、住んでる家を特定し、苗字を知る行為はストーカーに該当するのではないでしょうか。
少年愛自体は別にいいのですが、対象となる子を巻き込むのは良くないです。法律の問題ではありません。子供は成人の男性をよく知らず、世間も知らず選択と判断力に乏しいです。実行に移すなんて非力で選択肢がない子供に対してフェアではありません。強要でしかないのです。
早熟で父親のように歳が離れた男性を、恋愛対象にする子供が万が一いたとしても、そんな子と成人の少年愛者が出会う確率は、年末ジャンボ当選なみに低い確率だと思います。だから元々無理があるのです。
成人の男性同士が惹かれ合い、愛し合うこととは全然違うのです。
少年を愛してしまうのであれば、写真を見たり思い焦がれるだけにしたほうが良いと考えます。
これは差別ではありません。所詮無理がある話なのです。
さまよう性衝動はどこで開放すればよいのか。我慢するしかありません。
人間は性欲と食欲に支配された原始的な四肢動物じゃありません。
ゆえに実行に移せば人間のクズとなります。
投稿: | 2019年5月20日 (月) 18時10分